本日県営あづま球場で開催された第70回秋季東北地区高等学校野球大会準決勝は、秋田県第1代表の能代松陽高校と対戦し、16-2と相手を圧倒して決勝進出を決めました。
昨年仙台育英学園に準決勝で敗れ選抜出場を逃した聖光学院は、この準決勝も非常に強い気持ちで臨みます。初回一死後、2番横堀航平君が技有りのライト前ヒットで出塁すると、3番矢吹栄希君もライト前ヒットで繋いで一・三塁のチャンスを作ると、4番五味卓馬君が四球を選び満塁のチャンス。ここで5番須田優馬君がセンタ前へ火の出るような適時打を放ち、2点を先行します。さらに星歩志君が変化球をライト前へ運んで3点目、さらに7番大松将吾君がスクイズを決めて4点目を挙げ、主導権を握ります。
さらに3回、先頭の須田優馬君がセンター前ヒットで出塁すると、一死後大松君がレフト前ヒットで繋いでメイクチャンス。ここから相手好投手佐藤開陸君が制球を乱し、まさかの4連続四死球。三つの押し出しと矢吹君の犠牲フライでこの回も4点目。3回で8点を奪う猛攻を見せます。
その後、試合は能代松陽も意地の2点を奪い、試合は9回に進みます。この9回、聖光学院は三度猛攻。星君のツーラン、五味君の2試合連続となるスリーランなど一挙8点を奪いい合計16点。凄まじいばかりの集中打で突き放します。
結局16対2で大勝した聖光学院は、5年ぶりの決勝進出。決勝戦は明日あづま球場で10時より、日大山形高校と花巻東高校と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願い致します!