4月は出会いの季節ですが、3月は別れの季節です。
聖光学院でも本日離任式を行いました。本年度で離任なされる先生は下記の通りです。
安斎初夫先生(数学・美術部担当)
本校で41年間教鞭をとられました。いつも元気で個性あふれる安斎先生。
「元気に挨拶してくれてありがとう。自分にとって何より励みになった。私も元高校球児だった。夢である甲子園に連れていっていただいた事が嬉しかった。野球部には全国制覇を達成してほしい。野球部に限らず、これからも聖光学院を応援し続けていきます!」
寺澤実先生(機械・柔道部担当)
IHI(旧石川島播磨重工業株式会社)で45年間勤務した後、縁あって聖光学院高校に赴任。2年間本校でお勤め頂きました。
「もともと教員志望だった私が、生活のため実現できなかった。45年間我慢し続けた夢を、聖光学院で果たすことが出来た。会社勤めの時は、起床するがとても辛かったが、この2年間はワクワクして朝の目覚めがとても早かった。教師の夢を実現してくれた聖光学院には、心から感謝しています」 寺澤先生は涙ながらに話されました。
斎藤玲子先生(英語・英会話部担当)
英語の先生として2年間本校に勤務した。クリスチャンでもあり、礼拝では説教や司会を務めて頂きました。
「いろいろな学校を回ったが、聖光学院は特別だった。とても楽しい2年間でした」
今後は英会話塾などで勤務なされるそうです。先生、頑張ってください‼
奈良崎匡伸先生(保健体育・野球部担当)
授業、そして野球部のコーチとして活躍して頂いた。寮の舎監として生徒と寝食を共にし、生徒の兄貴的存在であった。
「凄く愛情のある学校だと思う。私も社会人1年目で不安もあったが、生徒と触れあって、逆に勇気をたくさんもらった。心から感謝したい。」
今後は企業で働きながら、プレーヤーとして野球を継続する意向。頑張ってください‼
木村拳吾先生(機械・サッカー部担当)
平成23年度の本校卒業生でもある。サッカー部のコーチもしていたが、今回友人と起業することとなり、退職に至った。
「在校当時、野球部のモットーが有難うだった。難があって有難う。当時サッカー部だった私はその意味もよく分からなかったが、東日本大震災や母の死により、その意味が今は良く分かるように。不都合が有り難いと思えるようになった。生徒の皆さんは今はよく分からないかも知れないが、そのうち必ず分かる時が来る。聖光の先生は素晴らしい人たちばかり。信じて、感謝の気持ちをもって頑張ってほしい」
<その他の退職者>
河村絵里先生(通信制課程・地歴公民担当)
奥村正典先生(国語担当)
佐藤喜夫先生(英語担当)
先生方、本当にありがとうございました。先生方の今後のご活躍、ご多幸をお祈り申し上げます‼