本日いわきグリーンスタジアムで開催された第67回東北地区高等学校野球福島県大会の準々決勝は、相双地区第1代表の小高工業と対戦し、7対2で勝利しベスト4進出を決めました。
聖光学院の先発は1年生右腕の斎藤郁也君。公式戦初先発の斎藤君は初回は連続三振で快調な立ち上がり。しかし2回、一死後から5番打者にレフトスタンドに先制ホームランを浴びてしまいます。そして、3回先頭打者に死球を与えたところで、聖光ベンチは早くもエース鈴木拓人君を投入します。その回を0点に抑えると、4回表にそれまで無安打に抑えられていた聖光打線が相手主戦を捉えます。四球と内野安打で無死一・三塁のチャンスを作ると、5番加納皐君の内野ゴロで同点に追い付くと、二死後、今日スタメン抜擢の西川将也君が左中間にフェンス直撃の三塁打を放って逆転に成功します。続く5回には鈴木駿輔君が二塁打で出塁すると、3番瀬川航騎君が四球を選んでチャンス拡大、さらにワイルドピッチで二・三塁とすると4番鎌倉誠君がレフトへ2点タイムリーを放って貴重な追加点を挙げます。 7回にも瀬川君のレフトスタンドへのホームラン、8回には鈴木駿君のタイムリーで加点し、合計7得点を挙げた聖光学院が優位に試合を運びます。こうなるとエース鈴木拓君の投球に注目が集まります。その鈴木君は代わった3回以降被安打51失点の好投とエースの仕事をきっちり果たし、終わってみれば7対2と小高工業を圧倒し、2年ぶりのベスト4進出を決めました。
明日の準決勝は開成山球場で12時試合開始、いわき光洋高校と光南高校の勝者と対戦します。皆様ご声援よろしくお願い致します!