本日、15時30分に東北楽天ゴールデンイーグルスのチーム統括本部 管理部副部長の長島さんとスカウト担当の上岡さんが来校し、八百板卓丸君の指名あいさつ、入団交渉が行われました。八百板君は若干緊張した面持ちではありましたが、きちんと挨拶し、正式に手続きが行われました。
交渉が終えた後、各マスコミさんから取材があり、今の心境や球団の印象などが聞かれ、一言一言噛みしめるように毅然とした表情で語っている姿はさすがでした。なかでも、「今のこの心境は、誰に一番最初に伝えたいですか?」という質問に対して、「両親です。今こうしてこの場に立たせていただいているのも今まで陰ながらに育てていただいたからこそです。自分が野球に打ち込めることができたのも、両親の支えがあったからだと思っています。だからこそ、その気持ちを忘れず、さらに自分自身を鍛え上げ、一軍で活躍できるような選手になって、そこまでいって初めて恩返しだと思います。」と感謝の気持ちを述べていました。
プロ野球という華やかしい世界に選ばれたことは、誠に素晴らしいことです。しかし、その反面、一流の選手が集い、鎬を削る厳しい世界であることもわかっているコメントでした。厳しくも険しい道ではありますが、育成選手から下剋上を起こし、八百板卓丸君の活躍を願っております。
東北に勇気を!福島に勇気を与えられるような選手になってください。ガンバレ!八百板君!!