本日あいづ球場で行われた第66回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の2回戦は、福島工業と対戦し8対1の7回コールドでこれを退け、準々決勝進出を決めました。
今日の先発はエース今泉慶太君。今泉君は初回、先頭打者、2番打者を簡単に打ち取りますが、3番打者にセンター前ヒット、4番打者にライト前ヒットを放たれてピンチを迎えますが、5番打者を三振に斬って取り、ピンチを脱します。その裏、今日1番に起用された1年生河野廉君が四球を選ぶと、2番藤田理志君がきっちり送って一死二塁。ここで3番佐藤都志也君が変化球をライト前に運んで1点を先制します。
続く2回には、この回先頭の6番西山伸之介君が死球で出塁すると、7番今泉君が送って一死二塁。8番笠原輝君が四球を選びチャンスを広げると、9番浅見豪志君の4球目にダブルスチールが決まって二・三塁とします。さらに浅見君が四球となって満塁とすると、二死後2番藤田君が左中間にヒットを放って2点を追加しました。
3回には5番村崎龍馬君の左中間を破る三塁打に、続く6番西山伸之介君にもライトオーバーの三塁打が飛び出し、この時中継が乱れて西山君もホームイン。2点をさらに追加しました。
こうなると注目は今泉君の投球ですが、今一つピリッとしません。4回には5番打者に左中間への三塁打、6回にも2番、3番打者に連続三塁打を浴びて1失点。いずれも高めに浮いた球を痛打されてしまいました。いずれも失投でしたが、次戦の日大東北戦に向けて修正ポイントとなりました。
打線は6回に四球で出塁した浅見豪志君が盗塁でチャンスを広げると、1番河野君が追い込まれながら三遊間を破って1点目、藤田君のバントで二進した河野君を3番佐藤君がセンター前タイムリーで返して2点目、さらに盗塁などで参進した佐藤君を4番鎌倉誠君が犠牲フライでホームに迎え入れ、この回3点目を挙げ、合計8得点となりました。
そして迎えた7回表、今泉君が先頭打者にセンター前ヒットを放たれると、ベンチはここで左投手の瀬戸山瑞穂君をマウンドに投入。その瀬戸山君はまず、絶妙の牽制球で一塁走者を刺すと、9番打者を三振、1番打者を一塁ゴロに打ち取り、7回コールドゲーム成立となりました。
この試合、今泉君は6回0/3を投げて被安打6の1失点。奪三振は8個でしたが、長打3本を打たれたのは反省材料。しかしながら打線は8安打8得点と効率の良い攻めを見せて、次戦に駒を進めました。
次の試合は今週末の19日に鶴沼球場にて日大東北高校と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願い致します!!