3月3日、第2校舎礼拝堂にて、第5回通信制課程卒業証書授与式を挙行致しました。
午後1時半、授業に携わった先生方、保護者の方々からの拍手に包まれながら入場してきた3年生。その姿は実に凛としていて、頼もしく見えました。
通信制なので、授業は基本的に月に一度のスクーリングにおいて行われるのですが、今年の3年生は非常に明るく、少ない人数のなかであっても、それを感じさせないほどエネルギーが抜群でした。
それに加え、遠足などで山登りやウォーキングなどをしていても、常に周りの状況を確認し、声をかけることができるとても心の優しい子たちばかりでした。
卒業式では、校長先生から直接生徒一人一人に卒業証書が授与されました。
また、卒業生代表の言葉では、高校生活の想いを話しました。そのなかで、「ありのままの自分を受け入れて、弱さの中でもいいんだと思えるようになった。それぞれに何か生きることへの辛さや、何か挫折を抱えてきて入学してきたのだと思う。しかし、縁あって出会うことができたからこそ一人じゃないと感じることができた。遠回りはしたが、たくさんの出会いにも恵まれ、焦らず、あきらめないことで必ず道を開けることを実感できた。これからも一歩一歩、時には立ち止まりながらも進んでいきたい」と語り、15名という少ない人数ながら本当に厳粛かつ感動的な卒業式となりました。
卒業式終了後、書架室に移動し、式の参加者で祝会が開かれました。高校生活での思い出を振り返ったり、今後の目標を生徒一人一人に発表していただいた後、澤田先生や辻教頭先生の独唱が入ったりなどと、和やかな雰囲気のなか無事卒業生を送り出すことができました。
今後の多方面での活躍に期待したいと思います。卒業おめでとうございます!
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