昨日野球部主将伊藤颯君の選手宣誓で開幕した第65回秋季東北地区高等学校野球大会の初戦を本日迎えました。相手は秋田県の第三代表大館工業高校。好左腕を擁するチームで県大会から失点の少ないチームです。
聖光学院の先発は県大会で頭角を現した石井成投手。その立ち上がり先頭打者を死球で出すと、送りバントなどで二死三塁のピンチを迎えますが、後続を打ち取り無失点。その裏聖光打線は先頭の西村大樹君がレフト前ヒットで出塁し、その後二死一・三塁のチャンスを作りますが、5番佐藤昌平君が打ち取られれて無得点。両チーム初回のチャンスを潰す形で試合がスタートしました。
両投手の好投で試合は接戦になります。試合が動いたのは5回裏でした。この回先頭の酒谷遼君がセンターオーバーの三塁打を放つと、8番廣瀬和光君の時にスクイズ。これが見事に成功し1点を先制。続く6回には二死二塁から5番佐藤昌平君がライト前タイムリーを放って2点目を挙げました。
こうなると注目は石井君の投球です。その石井君、2回以降走者を許すものの変化球を低目に集める見事な投球を見せます。6回、9回と複数走者を許したピンチも落ち着いて投球。終わってみれば被安打5、投球数は93と省エネ投球。奪三振も9と大会では自己最多タイ、さらに県大会の準決勝から3試合連続完封と、1年生とは思えない見事な投球で、初戦突破の原動力となりました。
準々決勝は明日あづま球場で行われます。皆様、ご声援宜しくお願い致します!!