本日午後、先日のドラフト会議で本校歳内宏明投手をドラフト2位指名した阪神タイガースが、指名挨拶のため本校を訪れました。
来校されたのは阪神タイガースの菊地敏幸氏と中尾孝義氏。歳内君本人と新井秀校長、斎藤智也監督、横山博英部長が同席し、指名の挨拶を受けました。東日本統括スカウトは、「(ドラフトで)歳内君が残っているか心配していたが、指名できて阪神としては非常に良かった」と話し、歳内君は「よろしくお願いします」と恐縮しながらも、堂々と対応していました。
挨拶後は記者会見を行ないましたが、そこでも菊地スカウトは記者団の質問に対し、「歳内君は高校生でありながら、特にスプリットなど低目の変化球が素晴らしい。多くの投手がプロになってから覚える空振りのとれる球種を、現段階で持ち球としている所は素晴らしい」とあらためて歳内君を高評価。
中尾スカウトからは、阪神タイガースの和田豊新監督からドラフト会議のIDカードに書かれた「エースになれ」という直筆のメッセージが渡されるなど、歳内君にとっては忘れられない1日となったようです。
12月12日に入団会見が行われることも知らされた普段はクールな歳内君も、今日は普段より和やかな表情を見せていました。阪神タイガースの一員となる実感も出てきたことでしょう!!
最後に菊地スカウトから「しっかり練習をやっておけよ!!」と激励の言葉で今日の指名挨拶は幕を閉じました。阪神タイガースの歳内宏明としての第一歩・・・とまではいかないまでも、その自覚を持った1日となったことは間違いないでしょうね!!