本校では毎年、2学期の中間考査最終日に教職員の火災を想定した
防災避難訓練を行っています。今年は、伊達消防署西分署より3名の講師を
お招きし心肺蘇生法・AEDの使い方を行いました。
1.状況の確認
交通事故や労災などの場合は、二次災害を防ぐため、
まず周囲の安全を確認する。
2.意識の確認
意識の有無を確認する(肩を叩きながら相手の耳元で
呼びかける。この際、体を揺さぶらない)
3.応援を呼ぶ
周囲に人がいれば、119番による通報、自動体外式除細動器
(AED)の手配をお願いする。いなければ自分で行う。
4.気道確保(A:Airway)
固い地面の上に仰向けに寝かせ、片方の手で額を押さえ、
もう片方の人差し指と中指で顎を上に持ち上げる
(頭部後屈顎先挙上法)。このとき口の中に異物があって
取れるときは除去する。
5.人工呼吸(B:Breathing)
鼻を押さえ、胸部がふくらむよう息を約1秒吹き込む。
2秒の間をおき、もう一度吹き込む。人工呼吸を行う間隔は、
胸骨圧迫30回に2回が目安。
6.胸骨圧迫(心臓マッサージ)(C:Circulation)
乳頭と乳頭を結んだ線上で身体の真ん中に手の付け根を置き、
4 - 5cm程度沈むように圧迫する。肘を真っ直ぐ伸ばし、
約100回/分の速さで圧迫を繰り返す。一回ごとの圧迫の
後しっかり戻す(リコイル)ことが大切。
7.AEDによる除細動(D:Defibrillation)
自動体外式除細動器(AED)が使用可能であれば、
機械の説明を読みながら使用する。