2年普通科進学コースの野澤弘君(寒川中出身)が、須賀川市の第10回88文字米の詩文学賞で「佳作」を受賞しました。受賞作品は下記の通りです。
塩むすび
いつも部活の練習で家を出る時、決まってつくってくれる母のおむすぶ。「スポーツマンには塩っ気が必要。」と度々口にしていた。母のおむすびは、塩がたくさんついていて、疲れた私の身体にじわりと染み渡る。
野澤君はサッカー部に所属し、新チームからキャプテンに任命されました。過日行われた新人戦の県北大会では久しぶりの優勝に貢献。実は野澤君は現在親元を離れて寮生活を送っています。どうしてこんな詩を考えたの?と問うと、「中学時代を思い出して書きました。これまでこういった賞を貰ったことはなかったので、素直に嬉しいです」とコメントしてくれました。
寮生活を送っている野澤君にとって「おふくろの味」は恋しいものでしょう。特に、母親の作る「おむすび」は、どんな人にとっても格別の味。彼の優しさを垣間見ることのできる素晴らしい詩ですね。野澤君、本当におめでとうございます!!