本日開成山球場で行われた第92回全国高等学校野球選手権福島大会準決勝は、9対2の7回コールドで小高工業に勝ち、4年連続の決勝進出を決めました。
聖光学院は今日も初回から躍動します。先発のエース芳賀智哉君が初回を三者凡退に抑えると、その裏、先頭の主将村島大輔君がインコースの難しい球をレフト前ヒットに運び、2番根本康一君の時にすかさず盗塁を決めて無死二塁、根本君が送って一死三塁のチャンスを作ります。ここで3番山口宏希君がライト前ヒットを放ち、先制点を挙げると、続く4番遠藤雅洋君のセンターオーバーの三塁打で一塁走者山口君が長躯ホームイン。そして5番三瓶央貴君がセンターへ犠牲フライを放ち、いきなり3点を挙げる最高のスタート。
聖光打線は3回にも一死から山口君が右中間へ三塁打を放ち、4番遠藤君がライト前タイムリー、二死後斎藤英哉君、星祐太郎君の連続二塁打でさらに3点を加えると、4回には山口君のこの日2本目の三塁打と遠藤君のタイムリーで2点を加点、6回には根本君の技有りのレフト前ヒットで1点を追加、合計9得点と見事な攻めを見せます。
一方先発の芳賀君は、最速136km/hの直球と多彩な変化球で毎回走者を出しながら、なんとか小高工業の攻撃をかわしていきます。4回に満塁から死球で1失点、6回にはタイムリーを放たれて1失点、被安打7ながら相手打線を2失点に抑えます。7回には歳内宏明君を投入、三者凡退できってとり、4年連続8回目の決勝進出を決めました。
明日は同じ開成山球場で午後1時から決勝戦が行われます。対戦相手は今日白河高校との激戦を勝ち上がった光南高校。光南高校との対戦は昨夏の準決勝以来。今年も好投手と強力打線を擁し、逆ブロックを勝ち上がってきました。死闘が予想される決勝戦、皆様、どうぞ応援よろしくお願い致します!!