本日ならは球場で行われた、春季東北地区高等学校野球福島県大会2回戦、対学法福島高校戦は、8対2で勝利し、準々決勝進出を決めました。
本校野球部は今日の勝利で、2008年夏の選手権から続く県内公式戦連勝記録を「42」とし、学法石川高校の持つ県記録に並びました。本校の場合は、学法石川高校の全盛時代にはなかった甲子園出場校の(夏は1勝、春は出場が条件)地区予選免除の規程があり、3大会地区予選を免除されていますから、またその重みが感じられます。新記録樹立となるかは、今週土曜日22日の日大東北戦にかかってきますが、3年がかりの偉業に、まずは大きな拍手を送りたいと思います。
さて、今日の試合は、1回戦で県南地区の強豪光南高校を完封で下して勢いに乗る学法福島高校。試合は支部予選と同じく、先制を許す展開となりました。聖光学院の先発は2年生エース芳賀智哉君。芳賀君は先頭打者に四球を与えると、次打者の送りバントのハーフライナーを弾いて無死1・2塁。送りバントで走者を進められ、4番打者の犠牲フライであっさりと1点の先行を許してしまいます。
聖光打線の反撃は3回。一死二塁から、今日1番の村島大輔主将が初球の直球を積極的に痛打。これが左中間を深々と破りまず同点。続く根本康一君の3球目に三盗に成功すると、その根本君がライト前へタイムリー。二死後も4番遠藤雅洋君がタイムリーを放ちこの回3点を挙げ逆転に成功しました。5回にも根本君、遠藤雅君、山口宏希君の3本の長短打で2点を挙げると、6回、8回にも加点し合計8点を挙げました。
一方先発の芳賀君は2回以降散発に抑え、8回の無死満塁のピンチも最少失点で抑える気迫のピッチング。9回を投げ投球数81、被安打6、四球は先頭打者の1つのみと持ち味を十分に発揮。打線も投手の芳賀君以外全員が安打を放ち、合計15安打を浴びせ、得意の機動力も7盗塁と相手を圧倒し、準々決勝進出を決めました。
次戦は22日(土)、ならは球場で日大東北高校と昨秋決勝以来の対戦です。皆様、どうぞ変わらぬ温かいご声援をお願い致します!!