素晴らしい天候の中、U-18福島県サッカーリーグ1部リーグが開幕しました。今年度は9チームによるリーグ戦方式となります。聖光学院の初戦は昨年度F2リーグで負けている学法石川です。選手達は気合い十分で試合に挑みました。
しかし、初戦というプレッシャーと前回のリベンジとで力が入り過ぎました。まさに足にボールがつかない状況で、パスがつながりません。また、過度の緊張から体力の消耗が激しく、前半20分以降は足が動きません。それでも最後の集中力だけは切らさずになんとか失点だけはせずに前半を終えることができました。
後半もいつもの状態に戻すことは難しく、相手の攻撃を粘り強く耐えていました。そのような厳しい状況の中で、甘えが出てしまいました。チーム内で味方に任せてしまうプレーが見え始めます。また正確な判断が少しずつできなくなっていきました。それが重なったのが、後半10分のプレーでした。GKが飛び出しの判断ミスをしてしまいます。また、その時に出した声を頼りにDFが任せてしまいます。結果、GKとDFが交錯し相手にチャンスボールが渡り決められてしまいます。1点取られたことで少しは硬さがとれ、徐々にいつものプレーができるようになってきました。全力で同点に追いつこうと何回かのチャンスを作ります。しかし、そのチャンスを生かすことがなかなかできません。逆に前がかりになった裏のスペースを相手に突かれて、痛恨の2失点目をしてしまいました。そうなると東北大会などの経験を積んできた学法石川の試合運びは巧妙でした。
そのまま試合は終了し負けてしまいました。しかし、聖光学院にとっては今回の敗けは無駄ではありません。プレッシャーを克服する強さが必要だということはわかりました。また、自分達の力を出せれば、十分通用することもわかりました。一番難しい問題なのかもしれませんが、選手達の目は死んではいません。すぐに切り替えて前に進んでいくという力強い目をしていました。明日から練習が再開しますが、1戦1戦向上していけるように頑張ります。
応援してくださった保護者の皆様、先生方、関係者の皆様、本当にありがとうございました。次回も皆様の温かい声援で選手に力を与えてください。
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