本日行われた第61回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の1回戦が白河市の白河グリーンスタジアムで行われました。対戦校は同じ県北地区の福島南高校。投手を中心に粘り強い野球が持ち味のチームです。
試合は1年生右腕歳内宏明君の先発で始まりました。歳内君は序盤3イニングをパーフェクトで抑える最高の立ち上がり。しかし4回以降は一転ヒットや四球などでスコアリングポジションに走者を背負う苦しい場面を迎えますが、何とか粘り強い投球で相手を無失点に抑えました。
一方、打線は福島南高校のエース北本君に3回まで粘りの投球で無失点、4回にようやく歳内君の内野安打で2点を先行しましたが、その後はなかなか得点できませんでした。
試合は7回に動きました。まず福島南高校が３本のヒットを集めて１点差に追い上げられましたが、聖光打線はその裏、四球と失策で無死１．３塁のチャンスを広げると、前チームからのレギュラー山口宏希君がライト戦へタイムリーヒットを放ち、続く途中出場の１年生遠藤雅洋君がレフト前ヒットで続き２点目、さらにこれも途中出場の同じく１年生の鈴木勇人君の犠牲フライで３点目、さらにこれまた途中出場の星祐太郎君がライト前ヒットを放って一挙４点を挙げました。また聖光打線は８回にも２本の内野安打でチャンスを作ると、山口君がツーストライクに追い込まれてから一塁線を抜ける２点タイムリーヒットを放って８点目、結局８回コールドゲームで２回戦進出となりました。
先発の歳内君は８回を投げて完投勝利、被安打は6本、奪三振は９の好投でした。しかし、球威・切れとも今ひとつ。次回の登板にさらに期待したいものです。また、打線も１２安打を放ちましたが、固さが目立ちチームの若さが露呈した感がありました。
次戦は明日２１日に天狗山球場で１２時半の試合開始となります。相手は郡山北工業と清陵情報高校の勝者となります。接戦が予想されますが、精一杯頑張ります。皆様応援よろしくお願い致します。