本日いわきグリーンスタジアムで行われた第91回全国高等学校野球選手権福島大会4回戦は、7回コールドで田村高校をやぶって準々決勝進出を決めました。
聖光学院の先発は2年生の遠藤昌史君、初回二塁打を放たれましたが、ダブルプレーで切り抜ける無難なスタート。一方これまで湿りがちな打線が2回、先頭の四家祐雅君のライト前ヒットを足がかりに1死2塁のチャンスを作ると、6番の斎藤寛生君が先制のタイムリーヒットを放ち試合の主導権を握ったかに見えました。しかし、遠藤君が3回、簡単に2死をとったあと、まさかの3連続四球で満塁、練習試合を通して記憶にない突然の乱調で、エース横山貴明君を投入しましたが、相手打者の4番矢吹君にセンター前ヒットをは放たれて逆転を許してしまいました。
しかし今日は打線が奮起しました。4回、またもや先頭打者の四家祐雅君のヒット、送りバントのあと斎藤寛生君がセンター前ヒットでつなぎ、前試合で殊勲打を放った山口宏希君のスクイズで同点、そしてこれまで不調の石川直稔君のレフト前ヒットで逆転に成功、6回には田村勝歩君のライトオーバー3塁打を足がかりに竹沢大貴君のスクイズ、斎藤寛生君のセンターオーバーの3塁打、山口君の犠牲フライで3得点、続く7回にも、斉藤晃平君の3塁打から田村君の犠牲フライ、竹沢君、そしてまたしても斎藤寛生君の連続2塁打で3得点して合計9得点、7回コールドで勝利をおさめました。
3回途中から登板した横山君は、4回1/3を投げて被安打3、8奪三振で自責点0の好投を魅せてくれました。
準々決勝は明日同じくいわきグリーンスタジアムで学法福島高校と対戦します。明日も厳しい戦いが予想されますが、一瞬一瞬心を込めて戦います。皆様応援よろしくお願い致します。