先生のひとりごと

気づかい

『情けは人の為ならず』

誰かに親切に接することは、めぐりめぐって自分に還ってくる。だから、人には親切にしないといけない。そんな意味の言葉です。

 

気づかいとは、他の誰かのためを思ってやることではあるけれど、最終的には自分に還ってくる。だから気づかいとは結果として自分のためにもなる。

気づかいとは相手を思うことです。喜んでほしい、楽しんでほしい、気持ちよく仕事をしてほしい。どんな気持ちにしろ、相手のことを思って行動するからこそ、人が助けてくれます。自分に方向が向いているのはきづかいではなく、わがままや自己満足。それでは、何をしても人は助けてくれません。

『かけた情けは水に流せ　受けた恩は石に刻め』

 

日本人の心ともいえる「気づかい」が出来る人間になりたいものです。

3年間の集大成（バスケットボール部）

５月９日～５月１１日、インターハイ県北地区予選が行われました。

新人戦での悔しさをバネにその後必死で練習を重ね迎えた試合でしたが、

残念ながら目標である県大会出場をすることはできませんでした。

出場決定トーナメントで迎えた西高戦。

１Ｐ，２Ｐまでこちらが警戒していた相手のポイントゲッターを必死で抑え、

流れをくるのをじっと我慢していました。

しかし、入学当初からバスケットボール部と先輩を支えていたメンバーが２Ｐ後半に

接触をし、怪我をしてしまいます。更に、３Ｐ目で相手のポイントゲッターを必死で抑

えていたメンバーも５ファールで退場となってしまいました。しかし、チーム一丸とな

ってインターハイを迎えることができた聖光バスケットボール部は諦めません。

交代したメンバーのミドルシュートと、１年生のスーパールーキーが得点を決め大活躍。

点差を縮めますが、惜しくも５７－６７で敗退してしまいました。

県大会出場を目標として掲げ、ここまで頑張ってきたチームですが、達成することが

できず、本当に悔しい思いです。

しかし、キャプテンが最後に、「県大会に出場できないことは悔しいけれど、

後悔のない試合ができました。ありがとうございました。」

という言葉に感動しました。

また、会場には社会人チームの皆様、以前にチームを指導して頂いた方々、

聖光学院バスケットボール部のＯＢ、保護者の方々や生徒等、多くの方々に

応援していただきました。本当に感謝でいっぱいです。

こんなにも応援してくださる方々がいる環境で練習ができていることを本当に

うれしく思います。会場に足を運んで頂いた皆様本当にありがとうございました。

そして、伊達体育館の皆様、いつも練習の環境を与えていただき、本当にありが

とうございます。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

これからも皆様の応援に恥じないような更に成長した姿を見せられるよう、

顧問共々生徒たちと共に学び、成長していきたいと思います。

これからも聖光学院バスケットボール部をどうぞ宜しくお願いします。

本当にありがとうございました。

 

社会人として

先日、私の住んでいるところの町内会の総会がありました。

あまり熱心な方ではないので、早く終わらないかなぁなどと考えて出席したのですが、

そこで予算の組み方や考え方に質問したり提案したりする人がいて議論になりました。

多くの人が自分たちの生活をよりよくするために、考え合い、話し合い、物事を決めているんだと実感しました。

さて、本日本校では生徒総会と学級役員任命式がありました。

生徒会も町内会も、県議会も、国会もみな自分たちの生活を自分たちの手で良くするための話し合いですね。

今日の総会も、大人への第一歩として社会に目を向ける、そのような機会として考えてほしいと思います。

明日はお休み。部活の人は元気に練習頑張ろう！　勉強の人は新学期の学習内容をよく確認！

１年生は緊張が続いていたと思います。体と心を休めつつ、明後日も元気に登校できるように準備しましょう！

最高の舞台に

「雑草」とは何か？その美点が発見されていない植物である。」

思想家　エマーソン

 

　ついにインターハイが近づいてきました。明日は６校時目を使い、選手壮行会が行われます。「スポーツ聖光」にとってほとんどの部活が、地区予選は通過点なのですが、その壁を聖光学院バスケットボール部はなかなか破れずにいます。今年のチームは「素直」という言葉が一番似合うチームです。言われたことをひたすら一生懸命努力する。しかし、教えられたことを工夫し、「オリジナル」にすることがなかなかできないチームでもあります。　

　三年生の県大会出場という目標を何とか達成させてやりたいと、最近は直してほしいところばかりに目がいってしまいました。ゴールデンウィークでは、新しいことを教えるのではなく、もう一度メンバー一人一人の美点を見つめ直す期間にしたいと思っています。そしてそれを磨きあげ、最高の翔舞ができる状態で選手を送り出せればと思っています。不器用なチームですが、県大会出場をチーム一丸となって達成できるよう、残り少ない時間を無駄なく過ごしていこうと思っています。応援よろしくお願いします。

 

 

ボールの変化？それとも？

週末　18日（土曜日）　合同練習試合に参加し、6試合を

行ってきた。結果は、予想よりも厳しいものとなった。

卓球のボールの材質が、セルロイドからプラスティックに

なってきている。6月のインターハイ予選も、プラスティック

の試合球で行われることはすでに決まっている。

今回の試合はプラスティックで行われたが、まだ、感覚が

身についていないようであった。

来週の29日からは、地区予選が始まる。早く感覚を掴んで

ほしいと強く感じた週末であった。・・・(SO)

 

クラブ登録

昨日はクラブ登録がありました。

１年生は入学して約１週間が過ぎ、
自分の入りたい部活動が決まったのでしょうか？

スポーツ聖光という名のとおり

運動部が盛んな高校ですが

文化部にも魅力があります。

１年生は自分に合った部活に入って

３年間、その部活動で活躍してもらいたいと思います！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　k.k

新入生の初々しさ

1年生は本日オリエンテーションがあり、制服着こなしセミナーや各学科の説明が行われました。

5校時目は、学年レクで、学級対抗の綱引きでした。入学後毎日、緊張の連続であったので、少し心が和むいい時間となりました。みんな明るい笑顔で、学級のために全力で綱を引いており、新入生の初々しさが非常に良く伝わる時間となりました。

　学級担任の先生もだいぶ、ヒートアップしていたようです。結果は１MBの優勝でした。おめでとう！！

　他のクラスのみんなも、出身中の枠を超えて、クラスの結束が固まる良い機会となりました。

明日からは、完全な通常授業が始まります。真剣な態度で授業に臨み、さらなる自分の成長を目指してほしいと思います。頑張れ！！新入生！！（H.K)

 

蔵王山大丈夫？

１４日は、クラブ登録がありました。先輩に交じって練習し期待される選手もいるとのこと。頑張れ！法要があり山形へ行ってきました。朝５時３０分に自宅を出て快晴の中東北自動車道で北へ。福島市周辺の桜の花を見ながら（ちなみに車は軽自動車です）ドライブ。国見町を過ぎてから蔵王山へ向かうとやはり急な上り坂。トルク不足のため失速し道路脇や山肌の積雪をゆっくり堪能するはめになりました。植生の垂直勾配をゆっくり観察？しました。その蔵王山が、小規模な噴火が起きる危険性が高まったとして、仙台管区気象台は13日、火口域周辺1.2キロへの立ち入りを規制する噴火警報を初めて発表しました。まだまだ福島は復興の途中。新入生も希望にあふれて高校生活が始まったばかり。何事もなければと思う日々です。

一年の計は元旦にあり

　「一年の計は元旦にあり」とよく耳にします。

一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だということです。

先週、入学式を終え、２６２名の新入生を迎えることができました。まだ、入学して数日、期待と不安で胸が一杯だと思いますが、皆さんの高校生活の目標は決まっていますか？？

私の高校時代を振り返ると、「遅刻・欠席・早退をしない」「授業中は寝ない」の２点でした。与えられたものでもなく、本当に地味な目標で、理由も覚えていません。
高熱でもなんとか踏ん張った、降雪で登校途中からタクシーを使った事、授業の先生から「おまえはいつも寝ないで授業を受けているな」と言われたこと。卒業して２０年以上過ぎますが、遅刻する夢を見たこと、いまでも思い出すシーンや言葉があります。

 

　「一年の計は元旦にあり」

学生にとって元旦は新学期でしょう。これは新入生だけでなく、学年に関係なく計画や目標を持つことが大事だと思います。人は口にした事、思った事の通りの人生や人間になり、成功体験や達成感は人を一番成長させてくれます。充実した１年間を過ごしてください！！

寮生活する子と親の想い

　ＮＥＷＳでもアップされておりますように昨日、入学式が行われました。262名の新入生を迎え入れ、新しい聖光学院の歴史を切り開いてくれると期待します。

　そして、午後からは、入寮式が行われました。学校関係者、部活動顧問、舎監、保護者の方々に見守られながら、新井秀校長先生より入寮を許可されました。晴れて入寮を許可された新入生を代表し、前田秀紀君（東京都小金井市立南中卒）が入寮生の挨拶を行いましたので記載させていただきます。

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　本日、私たちは晴れて聖光学院高校に入学し、寮生として入寮を許可していただくことができました。心から喜びを感じるとともに、今日という日を迎えられましたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

私たちは聖光学院寮・瀬上寮で寮生として生活をさせていただくことになります。学生の模範となるよう努め、先輩方や先生方にご指導いただきながら、一日でも早く聖光学院の生徒としてふさわしい人間になっていきたいと思います。

しかし、時には慣れない環境にとまどい、辛く、泣きたくなるときもあるかもしれません。そんな時は、原点に立ち返り、聖光学院高校に来た意味を考えると同時に、私たちの背中を押してくれた両親の想い、そして、目には見えない大きな力によって、何か大きなことを成し遂げるために集められた仲間達とともに力をあわせ、お互いに支えあいながら生活を送っていきたいと思います。

　そして、お父さん、お母さん、今更ではありますが、お二人の偉大さが今始めてわかりました。正直、今までは全ての事が当たり前だと思っていました。お母さんの美味しい手料理や家族の笑顔、たわいもないことで言い合いになってしまったこと。今考えると、どれも幸せなことだったのだと感じさせられます。

今まで何不自由なく生活を送ることができ、好きな野球もさせていただき、私のわがままでこうして伊達の地で生活をさせてもらっていることが、どれほど凄いことなのか、学ぶことができました。

その感謝の想いを胸に私たち４８名は、ここ聖光学院高校で立派に修行を重ね、一人の人間として成長することを約束します。これから私達が進もうとする道は決して穏やかな道ではないと思います。しかし、いかなる時でも感謝の気持ちを忘れることなく、自分自身を磨けるよう一生懸命取り組んで行くことをここに誓い、入寮生誓いの言葉とさせていただきます。

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　立派な挨拶でした。若干15歳の少年が自分自身の人生をかけて、親元を離れ、夢を実現させようと志す想いと、本当はもっと長く自分のもとで一緒に生活をさせたい両親の想い。両者の想いが錯綜する中で決断しなければならない現実。ご両親も苦渋の決断だったのではないでしょうか。しかし最後、交錯する想いは、ただ一つ。息子の成長だと思います。

　初心を忘れず、立派な男となってくれることを心より期待しております。Ｙ・Ｉ