いよいよ最終日となりました。
昨日の夕方からお世話になっていた民泊のファミリーともお別れの時です。
読谷村の家族の温かさに触れた生徒たちは、お別れの時を惜しむ思いで離村式にのぞみました。
本日の行程は、美ら海水族館を見学した後、ＯＫＩＮＡＷＡフルーツ村にまわり、読谷村にて民泊という流れになりました。
皆様に一早く修学旅行の情報をお届けしたいと思い、2回に分けてお送りしたいと思います。
本日は、「平和祈念堂」にて玉木 利枝子氏より戦争体験の講話を終えたあと、「首里城」に移動し見学を行いました。
玉木氏の講話の中でも「首里城」は、戦争当時の拠点として重要な場所であったため、アメリカ軍との戦況の中で追われ、跡形もなく壊滅状態となっていたという話もありました。
中国風の赤を基調とした見事なお城というイメージよりも格式ある尊い場所という想いが、生徒たちの心にも大きくあったと思います。
見学後、国際通りへ移動し、家族や友達などにお土産などを購入しておりました。
本日の充実していた行程もすべて終了し、19時過ぎに本日の宿舎「ユインチホテル南城」へチェックインを行いました。
夕飯はバイキング。生徒たちは心ゆくまで食事を堪能し、琉球舞踊を鑑賞しながら沖縄の文化にふれた夜となりました。
みなさ～ん！ めんそ～れ～！！
遂に！ 沖縄上陸！！
さすが、沖縄ですね。
夕方18時に那覇空港に到着した段階で、気温はなんと・・・25度！！
長旅の疲れも忘れ、南の島の陽気さにふれることができた生徒達の表情は、皆、晴れ晴れとした笑顔が溢れていました。
初日の行程は、8時30分に福島駅西口前に集合。そこから、9時22分のやまびこ210号に乗車し、東京へと向かいました。山手線、東京モノレールと乗り継いで、12時44分に羽田空港へ到着。ターミナルで昼食をとり、那覇空港へと向かいました。
機内では、離陸する瞬間、生徒達の「キャ～～」という絶叫や「オ～ォ～」という歓声に包まれましたが、雲の上の景色や沖縄の島々を見下ろしながら感動のひとときを味わっていました。
夕飯を食べ終え、体調不良者もなく、無事一日目の行程を終え、安心しております。
明日は、ひめゆりの塔の見学や沖縄の戦争体験講話、国際通りの散策と目白押しの行程です。
沖縄の文化に触れ、多くの学びがあることを期待しております。
現在、首里城へ向けてバスで移動中です。
それにしても、沖縄は暑いですね～！！
現在の気温、27度。
太陽の日差しは、完全に夏モードです！！
本日は、修学旅行のメインイベントである平和学習が多く学ぶことができる貴重な一日となります。
まず最初に、「ひめゆりの塔」を見学してきました。
バスガイドさんから当時の状況を聞いているだけでも、胸がしめつけられる想いになり、深い慈しみの想いで手を合わせてきました。その後、「ひめゆり平和祈念資料館」に入り、ひめゆり学徒隊の足跡や当時の映像、生存された方の言霊などを体感し、戦争の恐ろしさや平和の大切さ、一人の日本人として「どう生きていくべきか」という想いが込み上げてくる時間でした。
昼食は隣接している「ひめゆり会館」にて、沖縄そばとタコライスを堪能しました。
午後は、「平和の礎」、「沖縄平和祈念堂」にて写真撮影をしたあと、終戦50年目（平成7年）に節目として「少女10歳の戦争体験」という本を執筆された玉木 利枝子氏より、貴重な戦争の体験談をお聞きすることができました。
これからの時代を担う生徒たちに受け継がれる命の尊さや平和の大切さを学ぶことができた貴重な時間となりました。