本校ではプール施設がないため、毎年2年生を対象にクラス毎の水泳の実習を実施
しています。
これは、1日間の集中授業で体育の授業の一環として実施していますが、生徒たちにとっては、夏休み前の恒例行事のように先輩たちから聞かされているようです。
以前は、飯坂温泉の室内プールを利用していましたが、施設が閉鎖されたため保原市民プールを利用するようになりました。
実習の内容は、全員の泳ぎのチェックや50mのタイム測定、そして夏季休業前ということで、水難事故を想定した救助法や心肺蘇生法の実技などを実施しています。
また、実習の最後には伝統となっている本校独自のルールによる水球(水中ラグビーのような競技)を実施しています。泳ぎが得意な生徒も不得意な生徒も、またはスポーツが苦手な生徒も関係なく、参加した生徒全員が普段の授業では見せないような、はつらつとした笑顔で取組んでいます。体育教師もプールに入って、一緒になって競技をし、生徒とスキンシップを取っています。なかなかハードな競技なため高齢の教師にはかなり厳しい競技です。生徒の体力には勝てません。