先生のひとりごと

年度末…辞令交付式がありました。

　今日は3月31日、年度の最終日です。この１年、ホームページをご覧になって頂いた皆様、本当にありがとうございました。来年度も、ブログの更新をはじめ、聖光学院を皆様に知っていただくために、頑張りたいと思います。

 さて、今日は午前中に辞令交付式がありまして、当ホームページでお知らせしました通り、今年度いっぱいでお辞めになる先生方に退職の辞令が交付されました。中でも、長年本校で教鞭をおとりになった上野覚先生のご退職は、私も非常に残念に感じています。野球部が甲子園を決めた時には、真っ先に我々のところに来て｢おめでとう!｣と握手をしてくれました。上野先生は本校のOBでもありますので、愛校心も人一倍の先生でした。辞令交付式では遠藤理事長が、上野先生との思い出をお話しになりました。理事長と上野先生は師弟関係ですから、きっと万感の想いがあったことでしょう。上野先生、新天地でのご活躍をお祈りいたします。

　そして、退職辞令の交付式のあとは、新任者の辞令交付式が引き続き行われました。新たに3名の先生方が本校に奉職されることになりました。その中の一人、本校のOBで、在学中は野球部に所属し、2004年、2005年に夏の甲子園に連続で出場した堺了君が事務職員兼野球部コーチとして母校に戻ってきました。数多くの部員が在籍する本校野球部に、強力スタッフが加わりました。スタッフの中では唯一のOB。聖光魂の伝授に期待します!!

　さあ、明日から新年度!　心機一転張り切っていくぞ～!!　(Yokoyama)

百聞は一見にしかず

「フィードバック制御」というものがあります。

　制御量を常に監視しながら、目標値と比較して制御をおこなうもの・・・。

　ある目標値に現在の値を適合するように操作をする制御・・・。

例をあげると電気カーペットの温度を一定に保つようにある温度（目標値）にカーペットの温度（現在値）を上げていく、熱くなりすぎたらスイッチをオフにして温度を下げる。冷たくなったらまた上げる・・・。

 

聞くだけではあまりイメージがわきませんよねえ (- -；)

 

そこで！下の動画をご覧ください！！

 

 

どうでしょう？ 例とはぜんぜん違いますが・・。

車の上の棒は倒れませんね！

これもフィードバック制御の一つで、棒を立てる（目標値）、棒が左右に倒れそうになる（現在値）を検出・制御して倒れないようにする。と、いうものです。目で見たほうが断然理解が深まりますよね！！

こんな感じで見せる授業をやっていきたいなあ。

 

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ガリラヤ湖にて

　今日は、何の日か知ってるかい？と言われてもわからんやろ？

実は、僕が結婚した記念日なんだよね。あまり関係ないけどね。

４年になるかな？イスラエルのキブツ（世界から集まる集団農場経営）

のホテルにて、場所はゲノサレ（ガリラヤ湖畔）という所なんさ。

　聖書ではガリラヤ湖（ガリラヤ）と言われているところなんだけどさ、

ガリラヤと言えば思い出すのは、何かわかるかい？

　それは、山上の垂訓といわれる所でもあるし、また、一番そこで有名な人物

がいるんさ？もちろんイエス・キリストは別格だが。

　さて、誰やろう？答えは、ガリラヤ出身で漁師であるペテロなんさ。意味は

「岩」という意味なんだけど。彼は、イエスの弟子になっていくんだよね。

夜通し漁をするんだけど、取れなくて、落ち込んでいたんだよね。そこにイエス

が来て、網をもう一度だしてごらん？っていうんだよ。普通だったら、あんた

誰やねん？素人に何がわかるんか？となるやん。その話をペテロは素直に

聞いたんさ。何といったか？「夜通し働きましたが、お言葉通りにしましょう」

と実行するんだよね。

　ここから学ぶことは何か？ということやな。ここでのポイントは、ペテロは

一所懸命努力はしたけれども魚が取れなかった。なんせ、徹夜をしても取れ

なかったのだから。かなり疲れているはずなんさ。かなりイライラしているはず

か、疲れきっとるはずなんだよね？そのような状態なのに、ペテロはイエス

の言葉を素直に聞いて信じて行動したんだよね。

　信じるところから、彼は道が開けたんだよね。そして、従った。そこに信仰

があるんだね。　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　D・T

 

 

なかなか良いあんばいだ!!

　「なかなか良いあんばいだ!」という言い回しをしたことはありませんか？

この「あんばい」ってどういう意味かご存知でしょうか。恥ずかしながら、私もつい最近、ある本を読んでいる時に、初めて知ったのですが・・・。「あんばい」は漢字で書くと「塩梅」と書くんですね。塩の梅…そうなんですね、あの梅干です。梅を漬けるのは、塩加減が最も大切だそうで、だから美味しい梅干が出来たら｢ええ塩梅じゃ」と言うんだそうです。いやー、漢字って面白いですね。我々がいつも使っている言葉にはそれぞれ語源というのがあるんですね。そう考えると、日本語は実に面白い!!って言うことになります。

では、｢学ぶ」の語源はご存知ですか?　これは「まねる」からきたそうですね。学ぶことはまねること。何となく分かる気がしませんか?

　さて、野球部では今日から新入生の受け入れが始まりました。初日は顔合わせに時間をさきまして、本格的な練習は明日からですが、希望に満ちた新入部員の初々しい姿が、非常に印象的でした。さあ、皆さん、先輩達の良い部分はどんどん「まね」をして、大きなものを手に入れて欲しいものですね、

　次世代を担う新入生諸君、君達の成長を本当に楽しみにしています!!　頑張っていきましょう!!(Yokoyama)

マッスルメモリー！

3/20～22　南相馬市において、第1回東北福祉大学・福島県小中高校生選抜合同合宿が行われた。

福島県卓球協会が主催したもので、本校からは新3年生が3名参加し、大学生から直接指導を受けることができた。

『マッスルメモリー！』のキャッチフレーズで、筋肉に記憶させることを主眼に3日間頑張っていた。

   
 
 

さて、26日（金）からは、福島県郡山市で、卓球の全国大会が行われ、私も役員として、大会運営にあたります。

全国大会の雰囲気を味わえる絶好の機会です。興味のある方は、郡山総合体育館へレッツゴー！・・・（SO）

  

他校への研修で学んだこと

　先日、ある工業高校へ研修へ行ってきました。その高校では工業科から毎年、国公立大学へ数名合格者をだしたり、就職実績でもほぼ毎年１００％という実績のある工業高校です。その高校では、過疎を免れない地域性から年々、入学者数が減少してきているが、生徒達を少しでも伸ばそうと必死に取り組んでいる姿にとても感動した。

　その取組を紹介すると、朝自習０校時である。通常の授業が始まる8時30分前に、7時30分から作文指導を行っている。交通の事情などから6名程度の参加であるが、毎日行なわれており、進学の際に出題される小論文対策で受験までにはかなりの実力を付けることができる。次に、放課後指導である。国語、数学、理科、英語の4科目においてオリジナルのテキストおよび問題集を作成し1年生の3学期から卒業まで、毎日個別指導を行う。また、その科目については宿題を出し、学習の習慣付けを行なう。出来ない者には出来るまで、休み時間や放課後を利用し徹底して指導する。そのことにより、家庭学習は勿論のこと学校での授業の学習を充実させている。資格試験や大学受験の7校時から９校時の活用。課外授業の達成目標として英検二級、数検二級を設定し指導している。ここに紹介したのは一部であるが、そのほかにも多くの取組を行なっている。これを見ると放課後の部活動は出来ないと思われるが、生徒達は部活動も必死に取り組んでいる。現に訪問した日に野球部やテニス部などが活発に活動していた。

　私は今回の研修で思ったことがある。上記のように指導方法や時間設定など、文章にするととても簡単に思ってしまうが、実際に現場を見てみないと、この取組のすごさは絶対に感じることができない。簡単に言葉や文章で表されるようなものではないということである。私はよく、「できないから、しょうがない」「○○があるから出来ない」「時間がない」「○○のせい」など言い換えれば「言い訳」ばかりをしていたことに改めて気付かされた。そして、生徒を伸ばすということについて深く考えさせられた。

　後日、この学校をよく知る先生に電話でこんなことを聞いた。「最初から今のような学校ではなかった。学校として向う方向を明確に定め、取り組んできた成果であり、最初に取り組んだ先生方は自分の生活をも犠牲にして必死に取り組んでいた。それが学校の伝統として残り、現在に至っている。」「何でも最初にやるのは大変だよ。」「何よりも先生方の情熱があるからだよ。」　

お疲れさまでした

　前々回はうっかりして見逃し三振、その前は書く予定でいたものの腰痛により空振り三振。三度目の正直の今日のBLOGです。

　今日は、終業式という事で久しぶりの生徒の顔をみました。９日間の自宅学習（勉強しているのか…）があっての本日で、時差ぼけの生徒もいたのでは？

　全国ジュニアマイスター、聖光マイスター、精勤賞、学業特待生、資格検定、など多くの生徒が表彰されました。進級も決定した晴れた顔つきを見たとき春の訪れを感じましたね。

さて、その中で、今年度で退職される先生のお話を聞きました。私が生まれた年（昭和４８年）、学校勤務した先生。マイカーがマイクロバス。それは部活動の遠征をするためだけに購入したもの。卒業旅行にはクラスの生徒を乗せて東京ディズニーランドに行くなど、情熱と行動力の塊のような先生でした。自分が十数年後、そんな行動力があるか…と自問しながらシンプルで力強いお話を聞きました。また、3年間勤務して家庭の事情で福島を離れる養護の先生。コツコツ真面目に生きていれば輝くことができることを涙しながら話されていました。先生の流された涙には短期間でも生徒のみなさんに愛情と思い出がたくさんつまった証だと思います。１年間とう短い期間、物理を教えた先生。授業の思いでや感謝の気持ちを恥ずかしがることなく話されました。新任と離任の挨拶が昨日と今日に感じるくらいあっという間の１年ではなかったでしょうか？若さと情熱。こちらも十数年前を思い出し、原点回帰を思い返す瞬間でした。

『今日の日が人生最期の日。一日一日を全うすること。毎晩死んで、毎朝生き返る。』一日一日、全力で生徒と接することで生まれる愛情や涙。人生の歩みを考えさせられる一日でありました。

明日

明日は終業式です。

１年間とは本当にあっという間だなぁと改めて感じました。

先日新入生のオリエンテーションで新１年生を見たとき、

自分が聖光に初めて来たときを思い出しました。

「今、自分はあの時の志のままなのか。本当に生徒のためにこの一年間命を削れたのだろうか。」

希望の光に満ち溢れた新１年生をみながら、気が引き締まる思いでした。

来年度も一年間で日に日に成長していった新２年生・３年生の少しでも力になれたらと思いました。

明日久しぶりに元気な生徒のみなさんに会えるのを楽しみにしています。　w.s

本当の「成功」を掴もう

　

　NEWSにも掲載されましたように、本日2次入試が行われました。合否の発表も１６時に行われ、晴れて合格の通知を受けた受験生の皆さん、「本当におめでとうございます。」皆さんが4月の入学式の日に本校の制服に身を包み、晴れやかな笑顔で登校してくる日を心より楽しみに待ちわびております。

　しかし、そうは言っても当の本人からすると複雑な思いかもしれませんね。受験期間中は第一志望の高校に合格するために、ただひたすら勉強を積み重ねてきたのですから。合格発表の2日後に再受験しなければならない受験生の気持ちを考えると、本当に胸がつまりそうな気持ちになります。

　でもそれは、「不幸なこと」なのでしょうか。考え方によっては180度変わる発想になるかもしれません。今一瞬、「目の前にある事実」は確かに打ちひしがれる痛烈な思いかもしれませんが、これも全て「縁」だと考えればどうでしょうか。出会うはずのない不思議な「縁」がそこに誕生するのです。もし合格していれば、4月から一緒に生活を送るであろう「友人」とも「学校の先生」とも「部活動」など、あらゆる全てのことと出会うことはできないのです。手前味噌の話になってしまいますが、本校においては、その出会うべき対象となる宝物が数多くあると自負しております。過去に野球部の生徒で第一志望の進学校を受験したものの、不合格となって本校に入学してきた生徒がいました。彼にとって一番の願いは、本校に来ることではなく、第一志望に合格することだったと思います。入学最初の頃は、自分の思いに相反する環境に嘆いていたことでしょう。「俺の人生はこんなはずじゃなかった」「別にここに来たくてきたわけじゃね～よ」たぶん、不平不満の嵐だったのではないでしょうか。失敗した時、言い訳をそこにぶつけるしかないのですからね。しかし、大事なのはその環境を嘆き、悲観することではなく、その現状をどう受け止め、自分がいかに変わるかだと思うのです。プライドの塊だったその生徒もようやくそのことに気づき、変わらない現状をただ待つのではなく、自分が変わることによって目の前に起こる世界が変わるのだと考え始めたとき、彼にとっての世界が大きく動き始めたのです。結果、その彼は東北を代表する「センバツ大会」のメンバー入りし、球児が夢見る聖地「甲子園」のグランドに立つことができたのです。

　彼にとって「高校受験」は、「失敗」だったのかもしれません。しかし、彼の考え方、物事の捉え方が変わったことによって、最大級の「成功」を掴むことができたともいえるでしょう。これは彼がスーパースターだからできたことではなく、ちょっとした考え方を変え、そこで生まれる「縁」を大切にしたからできたことなのです。もし、今あなたの目の前に困難な壁があるとしたら、それは今までのあなたが積み重ねてきたものの集合体です。幸せな思いを実感できているのも、全てあなたが積み重ねてきたもの。未来は自分次第で良くも悪くも大きく変わるはずです。そして、本校はそんな自分を変えるヒントをたくさん与えてくれる環境にあります。

　本校に入学してくる皆さん、入学される日を楽しみに待ってますよ。（Y・I）

これって・・・ヤバイ？

　今日は私事になってしまうのですが・・・最近ネタにもなりつつあることです。

　私が聖光学院に赴任して丸五年が過ぎようとしています。この五年間を振り返ってみて、自分の何が成長したのか・・・？などを考えて見ると、実は私は自分の体重が一番成長してしまっていました。この五年間で１５㎏も成長してしまっていました。これって普通に考えるとヤバイことですよね！？

　最近、大会や遠征に行っても「また太った？」としか言われなくなりつつあります。そろそろ自分の身体のことを考えて生活していかなくてはいけないと実感してきました。皆さんも自分の身体には気をつけて生活してくださいね。

　あぁ～四月の健康診断が恐ろしい（汗）