本日、福島市パルセ飯坂にて、聖光学院高等学校創立50周年記念式典が行われました。式を祝福するかのように、天候にも恵まれながら、多くの御来賓の方々と教職員、全校生徒が参加し、盛大なる式典が無事挙行されました。
今から半世紀前、創設者(初代理事長)野田新弼氏のキリスト教への厚い信仰と、「高度経済成長期の中で対応できるエンジニアを育て上げたい」という遠藤修司先生の発案が、キリスト教で工業高校としては珍しい、「聖光学院工業高等学校」としての開校につながりました。しかし、その開校に至るまでには、幾多もの試練があったそうです。開校当時、翌年に生徒募集をかけたなか、校舎の完成を目前とした所で、台風の影響によるまさかの倒壊。誰もが絶望の淵に立たされるなか、不断の努力と強い信念、神様への強い信仰があったからこそ、叶えることができた創立でした。その後、1万2000余人を超える卒業生を輩出し、今なお、世に貢献できる人材を育成しようと励んでおります。
本日は、福島県知事、佐藤雄平様(代理 総務部長村田文雄様)、伊達市市長、仁志田昇司様、キリスト教学校教育同盟理事長、佐藤東洋士様(代理 花島光男様)、福島県私立中学高等学校協会会長、山崎勲様などから、来賓の祝辞を賜るとともに、本校同窓会会長でもあるダイユーエイト代表取締役、浅倉俊一様より「東証一部上場までの道のり~夢とビジョン~」という題目で、講演していただきました。皆様から多大なる祝福と励ましの言葉を頂戴し明日からの強い一歩を踏み出す勇気となりました。
また、50周年記念事業といたしまして、
1.学生寮建設(平成22年3月完成) 定員98名
2.制服リニューアル(平成23年4月採用)
3.創立50周年記念誌発行(1,000部)
4.校旗作成(西陣・金盛上げ刺繍加工)
などが、行われたこともありました。その他にも、本校の発展にご尽力いただきました、有限会社ワタナベスタジオ様、聖光学院高等学校同窓会様、聖光学院高等学校保護者会の前会長伊藤弘人様に感謝状として表彰をさせていただきました。また、ここでは書ききれないほど、多数の方々に参加していただき、皆様からの日頃からの御愛顧があったからこそ、本日まで辿り着くことができたことと感じております。
また、本校を代表する部活動でもあるハンドベルの音色は式に花を添え素晴らしい演奏であるとともに、一般の生徒たちも厳粛に式に臨み、毅然とした態度で臨む姿は、今後も更に飛躍する原動力になると実感しました。
皆様のおかげで素晴らしい式典となりましたこと、心より感謝申し上げます。また、51年目以降、変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。