本日青森市営野球場で開催された第65回春季東北地区高等学校野球大会の決勝戦は、宮城第一代表の東北高校と対戦し、延長10回の末2対1で勝利しました。
決勝戦のマウンドを託されたのは左腕の髙坂右京君。髙坂君は初回から抜群のテンポと制球力で東北打線を翻弄します。一方東北の先発中山翔大君もMAX147km/h右腕とスケール感のある好投手。初回の一死二・三塁の大チャンスを逸したことで、中山君もリズムに乗ります。
試合が動いたのは4回裏でした。一死一・二塁のチャンスから7番小室智希君が一・二塁間を破るタイムリーを放って1点を先制します。そして7回表、東北高校も二死から連打で同点に追いつくと、試合は延長戦に突入します。
そして10回裏、一死後代わった2番手投手から横堀航平君が四球を選ぶと、3番矢吹栄希君がセンター前ヒットで繋ぎ、一・三塁に。ここで迎えるのは4番須田優真君。須田君は低目の投球を捉えるとレフト前ヒットとなるサヨナラ打。
息詰まる投手戦に終止符が打たれ、聖光学院の6年ぶりの春制覇、そして初の秋春東北大会制覇となりました。
皆様、今大会も応援ありがとうございました。残すは夏の大会のみ。最高の準備を重ね、夏に向かいます。ありがとうございました。