昨日県営あづま球場で開催された第70回春季東北地区高等学校野球福島県大会の2回戦は、県南地区の白河高校と対戦して6対2で勝利しました。
聖光学院の先発は、故障でベンチを外れている衞藤慎也君に代わってエースナンバーをつける上石智也君。上石君は4回まで被安打2のの無失点と安定した投球を披露します。
一方打線は初回、一死から2番田野孔誠君がライトへの二塁打で出塁すると、3番矢吹栄希君がすかさずライト前タイムリーを放ってまず先取点。その後も相手のミスに付け込んで3点を先制します。しかし、その後は相手のアンダーハンドの投手の巧みな投球術に翻弄され無得点と波に乗れません。
3対0とやや落ち着いた展開に、聖光ベンチは5回に上石君から公式戦初登板の須藤翔君を投入。しかし、須藤君は先頭打者にヒットを打たれて盗塁を許すと、完全にペースを奪われアップアップの状態に。この回1点を失い、味方打線が6回に3点の追加点を挙げた後、7回に再び無死一・二塁のピンチ。この回は何とか無失点に抑えますが、何とも不安定な投球になかなかゲームが締まりません。結局9回にも1点を失った須藤君は、5回を投げて被安打5の4四死球2失点と乱調気味で大きな課題を残しました。
選抜以後、初の公式戦となったこの試合ですが、課題が浮き彫りになった形となりました。
次戦は26日(土)に学法石川高校と準々決勝を戦います。皆様、ご声援よろしくお願い致します。