本日県営あづま球場で開催された第70回秋季東北地区高等学校野球大会準々決勝は、宮城県第2代表の利府高校と対戦しました。利府高校は初戦で青森県第1代表青森山田高校を撃破し、さらに去年の東北大会初戦で延長の末やっと勝利した難敵。青森山田打線をわずか5安打に封じた長谷川投手をどう攻略するかに注目が集まりました。
聖光学院は初回から猛攻を仕掛けます。先頭の田野孔誠君が失策で出塁すると、次打者のカウント3-2から田野君がスチール。ここで横堀航平君が高目の変化球を見事に左中間に運び、一塁走者田野君が長躯ホームイン。電光石火の攻撃で先取点を挙げます。さらに矢吹栄希君が四球を選ぶと、4番五味卓馬君がきっちり送って二・三塁。迎える5番須田優馬君が犠牲フライを放って2点目、続く星歩志君も左中間に二塁打を放ってこの回3点を挙げます。
2回には一死後9番今日先発の衞藤慎也君がライト前ヒットで出塁すると、2番田野君もセンター前ヒットで繋ぎ、2番横堀君が三遊間を破って4点目、さらに3番矢吹君のタイムリーと五味君の犠牲フライでこの回も3得点。そして3回には小室智希君のヒットを足掛かりに、大松将吾君、衞藤君、田野君、横堀君と怒涛の5連打、矢吹君の四球を挟んで五味君、須田君と連打が続き、この回一挙6点を挙げて、合計12点。3回で勝負を決める形となりました。
4回にも1点、5回にも五味君のホームランなどで2点を挙げた聖光学院は、合計17安打で15得点と打線爆発、投げては衞藤君が4回を被安打2の好投、5回には今大会初登板の髙坂君が3人で仕留め、2年連続のベスト4進出を決めました。
準決勝は明後日17日に同じく県営あづま球場で好左腕佐藤開陸君を擁する能代松陽高校と対戦します。皆様、ご声援よろしくお願い致します!