雨で順延していた第68回秋季東北地区高等学校野球福島県大会2回戦が本日あいづ球場で行われました。対戦相手はいわき地区1位の東日本国際大学附属昌平高校です。
聖光学院は初回表、二死から3番瀬川航騎君が高目の変化球をレフトスタンドに運んで先制点を挙げます。1回戦も二死から得点を重ねた聖光学院は、4番須田優真君、5番矢吹栄希君が連続死球で出塁すると、6番仁平勇汰君が変化球をライト前へ運んで2点目、続く大平悠斗君もレフト前タイムリー、さらに8番佐藤晃一君がレフトオーバーの2点タイムリーを放って初回から5点を奪います。2回にも二死満塁から仁平君がセンター前2点タイムリーを放って7点目を挙げました。
一気にペースを握った聖光学院ですが、先発の前田秀紀君がピリッとしません。2回にはピンチからエラーで1点、3回にも先頭打者に二塁打を放たれた後犠打で三進した走者をワイルドピッチでかえしてしまうと、その打者に四球、5番打者にもヒットを放たれて、ここで降板となりました。2番手は甲子園を経験した齋藤郁也君。齋藤君は最初の打者をサードゴロに打ち取るものの、次打者にヒットを放たれて満塁のピンチ。ここでカウントスリーボールツーストライクから押し出しの四球を与えてこの回2失点としてしまいます。
その後1点を取り合った両チーム。試合は膠着状態になります。そして試合が動いたのが8回でした。チャンスで相手の失策から1点を奪った聖光学院は、二死後佐藤晃君、齋藤君、小泉君、小水内君、瀬川君と怒涛の5連打で一挙8得点、試合を一気に決め、8回コールドゲームとしました。
猛打爆発で2回戦を突破した聖光学院は、25日の準々決勝で若松商業と学法福島高校の勝者と戦います。皆様ご声援よろしくお願い致します！