本日会津若松市のあいづ球場で開催された第68回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の1回戦は、県中支部第2位の郡山東高校と対戦し、11対1の5回コールで勝利しました。
聖光学院の先発は前田秀紀君。前田君は春の県大会まではベンチ入りしていましたが、打ち込まれてベンチを外れ、今日が再起戦。しかし、いきなり先頭打者にセンター前ヒットを放たれていきなりのピンチ。送りバントのあと、牽制で二塁走者を挟みましたがショートの小泉徹平君が悪送球を犯して走者を生かしてしまいます。しかし、ここで前田君が3番、4番打者を連続三振に斬って取り、ピンチを脱します。
その裏聖光学院は簡単に二死をとられますが、3番瀬川航騎君がライト前ヒットで出塁すると、1年生4番須田優真君が変化球をレフト線を破る二塁打!一塁走者の瀬川君が長躯ホームインして先制点を挙げます。続く5番矢吹栄希君もライト前へのタイムリーヒットで続き、公式戦初出場初打席の1年生コンビの活躍で2点を先制します。
2回表にも先頭打者を失策で出し、盗塁とワイルドピッチで無死三塁のピンチを背負うものの、先発の前田君が後続をキャッチャーフライと連続三振で無失点に切り抜ける投球を見せると、3回に聖光打線が爆発します。
一死後瀬川君が四球で歩くと、4番須田君がレフト前ヒットで続き、迎えるは5番矢吹君。矢吹君は初球を迷いなく叩くと、打球はライトスタンドへ!公式戦初本塁打を2打席目で記録する最高のデビューを飾りました。二死後も2四球のあと、先発の前田君がレフトへタイムリーを放つと、1番小泉君が右中間を深々と破る三塁打、さらに小水内浩太君もセンター前、瀬川君死球のあと4番須田君が今度は右中間への三塁打を放って一挙9点を挙げ試合を決めました。
11点中7打点を1年生コンビで挙げた新生聖光学院。次戦は22日鶴沼球場の第3試合で東日本国際大学昌平高校と対戦します。皆様ご声援よろしくお願い致します。