本日開幕した第63回春季東北地区高等学校野球大会の2回戦で、聖光学院は秋田県第1代表の能代高校と対戦し、3対1と接戦を制して準々決勝進出を決めました。
県大会では投壊状態だった聖光投手陣。その立て直しがどこまで進んだかが焦点だったこの試合。先発を任されたのは2年生右腕齋藤郁也君でした。県大会では140km/hを超える直球をマークしながらストライク・ボールがはっきりして攻略された斎藤君でしたが、今日は実に見事な投球を披露。初回から5回までは2死球のみのノーヒットピッチング。8回こそ1点を失うものの被安打は4で無四球の快投、県大会終了後の2週間で立て直しを図った投手陣の答えをまずは齋藤君が出してくれました。
また、齋藤君は打撃でも大貢献。2回2死一・三塁から高めの直球を三遊間に叩き付けて、これがレフト前タイムリー。さらに7回無死満塁から今度はセンターへ2点タイムリーと全打点を稼ぎ出す見事な活躍。県大会の投低打高とは全く逆の展開となりましたが、本来の聖光野球に戻ったような引き締まった試合でした。
次戦は、岩手第二代表の花巻東高校。昨年の大会でも準々決勝で対戦し、この時は完敗している相手となります。昨年のリベンジとなるか、注目の一戦となります。皆さま、ご声援よろしくお願い致します‼