伊達市社会福祉協議会のスタッフの方々のご指導の下、2年生福祉コースの生徒が高齢者の擬似体験を行いました。身体が動きづらくなるようにおもりを付けたり、関節の可動域を制限するようなものや背中が丸まるような装具などを身に付けながら、障がいを患った方や不自由な高齢者の心境を味わいました。
よりよい介護を行うためには、利用者さんの想いを共感できなければなりません。そういう意味でも今回の講義は、生徒達にとって大変貴重な体験となりました。体験を終えた生徒からは、
「つらい。これが毎日続くと思うと高齢者の方って、大変なんだな?」
「健康であるありがたさがわかりました。」
「体験すると想像以上につらい。そう思うと利用者さんに優しく介助できるね。」
「声かけの仕方が変わります。無責任に頑張ってとは簡単に言えなくなる。」
などなど、実際に体験したからこそ得るものが多くあったことでしょう。
相手の気持ちを理解できる介護職員を目指し頑張ってください。