本日午後より第47回弁論大会が行われました。32名が参加した予選会を見事に通過した弁士8名が全校生を前に、堂々たる発表を繰り広げてくれました。
外は雲がかかって、少し肌寒いようにも感じましたが、例年通り、礼拝堂内は弁士たちの熱い想いにより、熱気が充満しておりました。
トップバッターは、前年度理事長賞の3年情報電子科の伊藤志帆さん、演題は「郷里(ふるさと)」から始まり、3年普通科福祉コースの篠木真美さん「言葉で伝えることの大切さ」、次いで2年情報電子科の青木萌さん「愛することの大切さ、命の尊さ」
1年普通科福祉コースの新明優太さん「福祉のきっかけをくれた人」、2年普通科進学コースA組の松本昂史郎さん「現代の若者」、3年普通科進学コースB組の今井麗菜さん「受け継ぐ」
1年機械科B組の渡邉滉さん「尾崎豊」、1年普通科進学コースB組の西坂周さん「聴こえるということ」について、それぞれが今伝えたいことを熱く語ってくれました。
どの弁論も実によくまとまっており、審査員の方々も甲乙付けがたいものものだったと思われます。審議の時間にもかなりの時間がかかっていたことから、かなりの激戦だったことを物語っていました。
そんななか、栄えある理事長賞に輝いたのは・・・3年普通科福祉コースの篠木真美さんでした。篠木さんは、現代におけるコミュニケーションの取り方を例に挙げ、会話を通した人間関係の素晴らしさや難しさなど、福祉コースならではの手話を使いながら、こんなに言葉というものは素晴らしいものなのだと、実に見事に述べてくれました。
次いで、優秀賞は1年普通科進学コースB組の西坂周さんと、1年機械科B組の渡邉滉君の2名が受賞されました。
今年度の弁論大会、予選会を含め、どれもが素晴らしい内容のものばかりでした。弁士のみなさんおつかれさまでした。毎年の恒例行事になっている弁論大会、今年も非常に白熱したものでした。来年度も更なる熱い弁論大会となるよう期待しています。