今週の火曜日、6月10日は創立記念日でありました。本校の今年で、53年を迎えることとなりました。今では、野球部をはじめとする各運動部の活躍により、輝かしい実績のもと、全国に名を轟かすまでの学校となりましたが、創立当時は何もないところから始まり、想像を絶するほどの幾多の苦労があったと思われます。
今回の記念礼拝に際し、本校でも教壇に立ち、宗教の授業なども受け持った実績のある本宮喨先生にお越しいただき、校訓である「神と共に働く人に」という演題のもと、説教を頂戴しました。
先生の姉弟は、本校の校歌を作曲された方でもあり、その歌が甲子園の空に響き渡っている光景を万感の想いであったことや歌詞のフレーズに「復活(よみがえり)の主 仰ぎゆく」をどのような想いで組み入れたかなど、キリストの教えを生徒たちに熱く語っていただきました。
50年支えられてきた恵み、「アガペー=愛」の精神のもと、見えないほど深く想う感謝の気持ち。そして、「働く人」とは、「神を信じて生きること」と教えをいただきました。
見えない聖霊を大切にし、今後、聖光学院高校がさらに発展し、100年に向けての歩みを続けてほしいという心温まるメッセージをいただきました。