本日あづま球場行われた第65回春季東北地区高等学校野球福島県大会の準決勝は、4対3という接戦を制して決勝進出を決めました。
聖光学院は初回、守備の乱れから2点を先行される苦しいスタート。しかし、3回に過去3試合スタメン落ちの酒谷遼君が、一死一塁から意地のツーベースを放って反撃開始。さらに二死満塁とすると1番石野佑太君がライト前ヒットを放って逆転に成功しました。
しかし7回、二死三塁からのファーストゴロで先発の今祐也君が一塁ベースカバーに入り遅れて、まさかの同点。試合は振り出しに戻りました。
全ての失点がミス絡みと嫌な展開となりますが、試合を決めたのはやはりこの人、4番の園部聡君でした。二死から今大会絶好調の3番横水風寅君のツーベースヒットでチャンスを作ると、続く園部君がレフト戦へタイムリーツーベースヒットを放ち再びリードを奪いました。
試合は7回途中から登板したエース石井成君が気迫の投球。2回1/3を1安打ときっちり抑えてチームを決勝へ、そして東北大会へと導きました。
決勝戦は明日、同じくあづま球場で行われます。相手は逆ブロックを安定した戦いで勝ち上がってきた昨秋のベスト4、福島東高校です。決勝戦らしい白熱した好ゲームを期待したいものです。皆様、ご声援宜しくお願い致します!!