本日いわきグリーンスタジアムで行われた第64回秋季東北地区高等学校野球福島県大会の決勝戦は、白河高校相手に4対0で見事な勝利をおさめ、7年連続で秋の県大会を制覇しました。
試合は初回、一死後に今日2番の石野佑太君がセーフティバントを決めて出塁しますが牽制死で二死となり、嫌なムード。しかし3番園部聡君、4番八百板飛馬君が連続四球を選んでチャンスを作ると、迎えるのは今大会好調の5番佐藤昌平君。佐藤君は追い込まれながら相手投手の決め球の縦のスライダーを捉えると、これが右中間の三塁打となって2点を先行しました。
さらに3回には今日1番抜擢の加賀裕也君が相手の失策で出塁すると、主砲の園部君がレフト戦のツーベースヒットを放って3点目、4回にも二死三塁から加賀君の投手強襲内野安打で4点目を挙げて試合の主導権を握りました。
一方昨日ノーヒットノーランを達成した1年生左腕石井成君が今日も先発。石井君は初回から両コーナーに実に丁寧な投球を披露。ピンチらしいピンチは6回の二死一･三塁位で、凡打の山を築きます。終わってみれば2試合連続の完封勝利、打たれたヒットはわずかに4本で四死球は2。｢エース」としての仕事を見事にやってのけました。
聖光学院はこれで7年連続の｢秋」制覇。県内連勝記録を81に伸ばして、地元福島で開催される秋季東北大会に第1代表校として出場します。皆様、どうぞご声援宜しくお願い致します!!