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本日、インター杯県予選並びに東北大会に優勝した女子バレーボール部、弓道部、そして野球部の優勝報告会を行いました。
まず、渡邊憲一校長が各部活の優勝までの戦績を披露し、「全校生徒皆でこの優勝を分かち合いたい」と挨拶し、続いて盛藤祐哉生徒会長(3年普通科進学 松陽中出身)が「この優勝は厳しい練習の成果。強豪集う全国大会でも力を出し切って欲しい」と激励しました。
この後は各部活動の監督・主将がそれぞれ挨拶。全校生徒の大きな拍手の中、祝福ムードに包まれたひと時となりました。
<各監督・主将挨拶の要旨>。
女子バレーボール部監督 佐藤重吉先生
「強化を始めてから5年、豊富な練習や練習試合の成果。中でも練習試合で行ったセット数は県でもNo.1のはず。自分自身バレーボールを始めてから今年で50年という記念すべき年に全国に連れて行ってくれる選手たちに心から感謝したい。」
女子バレーボール部 主将 本多有(3年普通科進学 小浜中出身)
「準々決勝の磐城第一高校との試合がヤマだった。1SET目を先取されたが、みんなの力を合わせて逆転できたことが優勝につながった。この大会を通して団結力の大切さを知った。学校代表、県代表としてしっかりと戦っていきたい。」
弓道部監督 斎藤智治先生
「前から技術はまずまずあったが、勝ちきれるだけの状態ではなかった。しかし、新1年生が例年の倍以上の17名が入部し、上級生の自覚が芽生え、部自体の雰囲気も格段によくなり、選手たちも夜8時、9時まで自主練習に取り組むようになった成果が出た。」
弓道部 佐藤新太(2年機械科 福島第三中出身)
「この優勝は部の仲間、顧問の先生方、そしてOBの皆さんのおかげ。本当は団体戦で全国に出場したかったが、その代表として、聖光弓道部として戦ってきたい。インターハイでは優勝を目指す」
野球部監督 斎藤智也先生
「センバツ2回戦で横浜高校に完敗したことが教訓となった。自分達の弱さを認め、もっと強くなりたいと練習してきた成果がこの東北大会優勝につながった。」
野球部主将 氏家颯俊(3年普通科進学 醸芳中出身)
「ベンチ入りはもちろん、特にメンバー外の3年生が一体となって戦えたのが一番の収穫だった。東北大会で出た課題を教訓に、さらに鍛えて夏に臨みたい。」
本日13時より本校2階会議室において、今春東北大会に出場する各部活動に、学校法人聖光学院、同窓会、保護者会より激励金が贈呈されました。東北大会に出場する部活動は下記の通りです。皆さん頑張って下さい!!
青森市で行われている第59回春季東北地区高等学校野球大会は、本日決勝戦が行われ、聖光学院が仙台育英学園を8対6で敗って、2大会連続2回目の優勝を果たしました。
聖光学院の先発は期待の左腕飯高星哉君。絶対的エース岡野祐一郎君に次ぐ投手の台頭が待たれる中、正念場の登板となります。
その飯高君は初回一死からライト前ヒットを放たれ、ワイルドピッチで二進を許すと3番打者にライトへ飛球を放たれ、二塁走者はタッチアップから三塁へ。ここでライトの安西聡君が見事なレーザービームで走者を刺し、ピンチを凌ぎます。この攻守が2回の先制攻撃につながりました。
一死後、バッターは強肩を見せ付けた安西君のセンター前ヒットを足掛かりに、1番齋藤湧貴君まで怒涛の5連打で3点を先制しました。中でも先発飯高君の2点タイムリーは見事!! 3回にも三ノ輪将人君のタイムリーが飛び出すなど序盤で4得点。優位に試合を進めます。
しかし、仙台育英学園も準決勝を逆転で勝ちあがってきた勢いがあり、決して諦めません。迎えた5回裏、一死満塁のチャンスから1番高橋竜之介がレフト前へタイムリー、そして3番星隼人君、4番上林誠知君の連続タイムリーで1点差に詰め寄られます。しかし、飯高君は6回、7回と見事立ち直り、我慢の投球を展開、この粘投が7回の聖光学院の猛攻を呼び込みます。
その7回一死後、好調川合くんがレフト前ヒットを放って出塁すると、4番園部聡君もセンター前ヒットで続き、一・二塁のチャンス。そして5番長井涼君のとき、カウントワンストライクツーボールからの4球目に勝負のヒットエンドランを敢行!! これが見事的中し長井君はライト前ヒット!! さらに安西君がスクイズを決め、2点を追加。勢いづく聖光打線は三ノ輪君のセンター前で3点目を挙げ、とどめは飯高君が今日3本目のヒット、3打点目となるヒットをレフトに放ってこの回一挙4点、合計8得点を挙げました。
しかし、それでも仙台育英は粘ります。8回裏に無死満塁のチャンスを作ります。ここで聖光ベンチはエースの岡野君を投入。岡野君は最初の打者にライト前ヒットを放たれ2失点、ダブルプレーの間に許した1失点と、結局飯高君が背負った走者はホームに生還させられますが、ここまではベンチも岡野君も想定内。後続をきっちり打ち取った岡野君は9回もピシャリと仙台育英打線を封じ込め、2大会連続2回目の優勝を果たしました。
先発の飯高君は8回途中まで投げて被安打10と打たれながらも我慢の投球を見せ、打線は仙台育英投手陣から21安打を放つ猛攻!! 素晴らしい集中力と技術を披露した聖光ナイン。いよいよ次の公式戦は「夏」を残すばかり。「全国制覇」を達成すべく、これからも成長し続けてもらいたいものです!!
応援いただいた皆様、本当に有難うございました。野球部の選手諸君、本当におめでとう!!
青森市で行われている第59回春季東北地区高等学校野球大会準決勝は、本日青森市営球場で行われました。日曜日ということもあり、球場の内野席は超満員。立見客が多数出るなど、注目の一戦が行われました。第1試合では仙台育英が、盛岡大附属高校相手に0対8から大逆転勝利を挙げるなど球場のボルテージも最高潮の中、昨秋の東北大会の決勝戦の再戦が始まりました。
光星学院の先発は2回戦で完投勝利を挙げた伊藤裕貴君。左の技巧派投手に聖光打線は沈黙。4回まで無安打と思わぬ展開となります。5回こそ齋藤湧貴君があわやホームランかと思う右中間フェンス直撃のツーベースヒットを放ちますが、後続が断たれて無得点。一方、昨秋の雪辱に燃えるエース岡野祐一郎投手は今日も抜群の制球力を発揮し、光星打線に連打を許さず試合は両校無得点のまま、6回を迎えます。
6回裏、聖光学院は今大会絶好調の3番川合祥一朗君からの攻撃。その川合君は初球をレフト線に運んで無死2塁の大チャンス。ここで光星学院は好投の伊藤君に変えて城間竜平君をマウンドへ。その城間君から4番園部聡君のライトへの特大の犠牲フライで一死三塁とすると、5番長井涼君がきっちり犠牲フライを放って待望の先取点を奪います。
試合は岡野君の好投で、9回を迎えます。迎える打者は光星の主将田村龍弘君。その田村君はカウント0-2から岡野君の渾身の直球をフルスイングすると、打球はセンター方向にグングン伸びてまさかの同点弾!! 昨秋明治神宮大会で全国制覇、そして選抜でも準優勝チームの意地と強さを見せ付けられる一発に、地元青森市営球場は大拍手。試合は土壇場で振り出しに戻り、延長戦に突入しました。
そして運命の10回裏、先頭打者の岡野君が三塁線を破るヒットを放つと、1番齋藤君がしっかり送って一死二塁。2番平野雄馬君はピッチャーゴロに倒れ、二死二塁。ここで光星ベンチは好調川合君を敬遠し、塁を埋めます。そしてバッターは園部君。カウント2-3となり、ここからまさに名勝負!! 城間君は渾身の投球、これを園部君がファールで粘ること4球、両校の意地と意地が凝縮する一球一球に、球場も騒然となります。結局園部君は四球を選んで満塁に。
迎える打者は先制点を叩き出した長井君。長井君は0-2からの3球目を振りぬくとこれがセンター前にクリーンヒット!! 見事光星学院をサヨナラで降して昨秋の雪辱を果たすと共に、春季東北大会2大会連続の決勝進出を果たしました!!
連続優勝のかかる決勝戦は、明日10時試合開始予定。奇しくも相手は2年前と同じ仙台育英学園。準決勝を大逆転で決勝進出を決めて波に乗る名門。激戦が予想されます。皆様応援よろしくお願い致します!!
本日青森県総合運動公園野球場で行われた第59回春季東北地区高等学校野球大会の準々決勝は、同じ福島県勢の学法石川と対戦して13対7で勝利し、明日の準決勝光星学院戦に駒を進めました。本校はこれで第56回大会から3大会連続でベスト4進出を決めました。
今日の先発は両校共エースではなく2番手投手。聖光学院はその学法石川の先発投手鈴木君の立ち上がりを攻めます。一死後、2番平野雄馬君のヒットを足掛かりに四球を挟んで4連打、長井涼君のタイムリーと三ノ輪将人君の2点タイムリーでいきなり3点を先制しました。3回には今日先発の飯高星哉君のタイムリーに、県大会から不調にあえぐ齋藤湧貴君が起死回生のスリーランホームランをレフトスタンド上段に叩き込み、3回で7点を奪う一方的な展開にします。4回と5回にも小刻みに得点した聖光学院は、コールド勝ちの一歩手前までもっていきます。が、先発好投の飯高君が4回でマウンドを降りて期待の小手森和君が登板すると球場の雰囲気が少しずつ変わってしまいます。5・6回とダブルプレーでなんとかピンチを凌ぎますが、迎えた7回、二死1・3塁から学法石川が怒涛の4連打。コールド勝ちが消滅したどころか、小手森君をリリーフした県大会の決勝で好投した八百板飛馬君が四球とワイルドピッチで一挙6失点。近年記憶にない投壊で、試合は一気に緊迫感のある展開になりました。
しかし、これを救ったのはやはりエース岡野祐一郎君。登板予定のなかった岡野君ですが、このピンチにマウンドに上がって後続を断つと、8・9回と1安打に抑えて、チームを準決勝に導きました。打線も5回途中から登板した学法石川エース松本君から3得点し、結局13対7としました。
明日の準決勝は青森市営球場で光星学院と対戦します。光星学院は昨秋明治神宮大会出場を絶たれた相手、そして昨夏、今春と甲子園準優勝の強豪です。明日こそ聖光学院らしい、スキのない野球でリベンジを果たしてもらいたいものです。皆様、応援よろしくお願いいたします!!
本日青森市営野球場で行われた第59回春季東北地区高等学校野球大会2回戦、本校の初戦は山形県の酒田南高校と対戦し、6対0で勝利して初戦を突破しました。
聖光学院の先発はエース岡野祐一郎君。初回、2回と3本のヒットを放たれますが、要所を締めて無得点に切り抜けると、2回裏に相手先発のエースがいきなりの制球難。3つの死球とバントヒットで労せずして先取点を奪います。3回にもエラーとヒットでチャンスを作ると5番長井涼君がセフティスクイズを決めて2点目、さらに三ノ輪将人君の左中間のツーベース、岡野君の2点タームリーでこの回一挙4点と主導権を握ります。6回にも川合祥太朗君が左中間スタンドに弾丸ライナーの大会第3号の本塁打を放ち6対0と優勢に試合を進めました。
一方岡野君は、9回完投しましたがボールが高めに浮き、8安打を許す苦しい投球。特に6回、8回、9回と先頭打者を出してしまいますが、要所は内野ゴロを打たせてダブルプレーで凌ぐなど持ち味の粘り強い投球を披露。8奪三振に今日も無四球で完封勝利をおさめました。
明日の準々決勝は同じ福島県勢、県大会の準決勝で対戦した学法石川高校。今日の初戦は秋田県の名門秋田商業を5対0の完封で破り勝ちあがってきました。本校が東北大会で福島県勢と戦うのは初めてのこと。福島のレベルの高さを証明するような好試合を期待します!! 皆様応援よろしくお願い致します!!