ようやく迎えた選抜初戦、聖光学院の先発はもちろんエース岡野祐一郎投手。岡野は初回、3番打者に四球を出しますが、続く4番打者を三振に打ち取り、無難な立ち上がりを見せました。
その裏聖光打線は先頭の斎藤がピッチャー強襲のヒットで出塁すると、2番平野もヒットエンドランを決めて無死1・2塁。3番長井がきっちり送ると、4番園部は四球でいきなり満塁のチャンス。しかし、5番安西が低目の変化球を内野フライ、6番関根が外野フライでチャンスをものにすることが出来ませんでした。
聖光は、3回にも二死1・2塁のチャンスを作りますが、やはり安西が三振に倒れて点を奪うことが出来ません。しかし、6回、その安西が一死から左中間を破るツーベースヒットで出塁すると、7番京田がセンター前へタイムリーヒット!! やっと先取点を奪いました。7回にも4番園部がタイムリーを放ち2対0。終盤にきて試合の主導権を握りました。
一方岡野は2回以降絶好調。1番打者の枝君には2本のヒットを放たれますが、それ以外の打者はパーフェクトピッチング!! 全く相手を寄せ付けず、本校にとって初の選抜勝利を挙げました。
2回戦の相手は名門横浜高校(神奈川)。夏の甲子園では1回対戦し、この時は1対15で大敗しています。29日の第2試合では、横浜高校相手に、聖光野球をぶつけて欲しいと思います。
まずは1勝おめでとうございます!!