本日福島県高等学校野球連盟のある福島商業高校にいて、日本学生野球協会の優秀選手表彰があり、福島県からは本校野球部の前主将小澤宏明君(3年普通科進学コース)が選出され、本日の授賞式に出席しました。
授賞式では、福島県高等学校野球連盟の菅野貴夫会長(写真左)が「昨年聖光学院は震災の最中、県民に大きな感動と勇気を与えてくれた。その野球部の主将としての功績は大きい」と話し、小澤君も「このような賞を頂き大変光栄。この賞に恥じないように、今後も一人の人間として成長していきたい」と受賞の喜びと今後の決意を語りました。
小澤君は卒業後大学に進学し、そして硬式野球も継続する意向で、現在も休みなくグランドに出て練習を続けています。前チームは「震災を背負う」ということが一つのテーマでしたが、主将の小澤君は「震災を背負うという以上、少しでも被災者の気持ちを理解したい」と夏場でも寮の部屋のエアコンを一切使わなかったというエピソードがあるほど、感性溢れる本当に真っ直ぐな男です。卒業してもその真摯な姿勢を貫き、更なる飛躍を期待したいものです。
小澤君、本当におめでとうございます!!