本日岩手県営球場で行われた第57回春季東北地区高等学校野球大会2回戦は、大崎中央高校と対戦し4対3と接戦を制して3回戦(準々決勝)に進出しました。
聖光学院は先発の芳賀智哉君が立ち上がりを攻められました。初回裏、いきなり2連打を放たれて無死1・2塁。続く3番打者の捕手前のバントが一塁に悪送球るとなって無死満塁。ここで4番打者の犠牲フライであっさり失点をしてしまいました。なおも続くピンチは何とか切り抜けましたが、2回にも3本の長短打を集められて2失点と2回で3点を奪われる苦しい展開になります。
この展開に打線は2回に板倉皓太君の、3回には4番の遠藤雅洋君のタイムリーで1点ずつを返して2対3とします。3回以降は芳賀君、そして相手エースの粘投で終盤までこのまま試合は進みました。そして迎えた7回、聖光学院は先頭打者の根本康一君がヒットで出塁すると、2番村島大輔君がライト前ヒットでつなぎます。するとそれをライトが後逸、俊足の根本君が一気にホームインして同点に追い付くと、3番の山口宏希君がライト前ヒットを放って無死1・3塁。このチャンスに4番遠藤君が犠牲フライを放ち、ついに逆転に成功しました。
先発の芳賀君は3回以降は見事に立ち直り、6イニングを3安打に抑える好投。これで2年連続の春の東北大会初戦突破となりました。
明日は3回戦となり、山形県の羽黒高校と秋田県の横手高校の勝者と対戦します。球場は花巻球場となり、試合開始時間は12時30分となります。次戦も全力で頑張ります。皆様応援よろしくお願い致します。