10日に開幕した全国高等学校野球選手権福島大会は今日12日に初戦を迎えました。対戦相手は双葉翔陽高校。試合は初回、チャンスを作りながらバントミスなどで無得点に終わると、逆に失策で先制点を奪われる嫌な展開。また、相手投手は2年生ながら、切れのあるストレート、カーブ、フォークなどを自在に操り本校打線を翻弄、終盤まで0対1の劣勢をしいられる展開となりました。
8回表1死3塁から4番四家祐雅君の内野ゴロでようやく同点に追いつくものの、追加点を奪えずに試合は延長戦へと突入しました。
迎えた11回表、四家君が右中間を破る3塁打で出塁すると、続く竹沢君のスクイズで勝ち越し、なおもチャンスを広げると、5回から登板したエース横山貴明君が、センターバックスクリーン左に飛び込む起死回生のスリーランホームランを放ち、試合を決めました。
横山君は、5回途中から登板してピンチを凌ぐと、7イニングで14奪三振、被安打1の好投を見せ、チームを勝利に導きました。
いよいよ夏の厳しい戦いが始まりました。今日の試合を教訓に、1試合1試合全力で戦ってくれるものと信じています。皆様、応援よろしくお願い致します。