昨年末、本校ハンドベル部の藤田病院におけるコンサートに、大変嬉しい「お便り」を頂きました。送って頂いた方に許可を頂き、その文面をご紹介致します。
本校のハンドベル部活動が、このように多くの方々に「感動」して頂いたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。また、ご自分の時間を割き、このような素晴らしいお便りを頂いた方に、この場を借りまして改めて御礼申し上げます。
<文面>
昨年の12月23日、藤田病院で、ハンドベル部の皆さんの、ボランティアの演奏会を拝聴しました。
あまりの演奏の素晴らしさに、筆を取った次第です。
(「いつかメールを」と思いながら、今日((1月4日))になってしまいました。)
お手数かとは存じますが、ぜひ部員の皆さん、そして顧問の(指揮をなさっていた?)先生にお伝えください。
私は、母の手術後の看病で偶然、藤田病院にお邪魔していました。
直前に演奏会のことを知った時は、以前にプロのハンドベルのCDを聴いたことがあり、そこから、地元の高校生の演奏であることを考慮すると、大体こんな感じかなと、ある程度内容をイメージしていたのですが……
その予想を、はるかに上回る、本格的な(!)ハンドベルの演奏でした!!
正直、「びっくり」しました。
演奏の曲目数、曲ごとの演奏時間などを考えると、相当に練習なさったか、皆さん、センス(才能)がお有りなのか……
……おそらく、その両方なのでしょう。
先生のご指導の賜物でもあろうと想像しております。
澄んだ音色、一糸乱れぬ、素人目にも、とても高度な技術の演奏、本当にすばらしい演奏、そしてまた、部の皆さんの貴重なプライベートの時間を充てたそのボランティアの「心」を前にして…
入院している方々それぞれに抱えるご病気やご事情、お気持ちを察しながら、そうした方々を、どれほど慰めてくれたかを想像していたら…
(私はいい歳をした男性ですが、)思わず何度か、涙がこぼれそうになりました。
3年生の皆さんは、(26日を含め)最後の演奏だったと伺ったように記憶しています。
もしかすると、これまでも大会等で、充分に評価を得てこられたのかもしれませんが、全くの一市民(福島市民ですが。)からの感激のメールも、これまでの部活の「充実感」の、少しでも足しになるかもしれないと期待して、メールさせていただきました。
(会場からの帰り道、本当に「普通の」おじいさんが、『上手だったなー。』とつぶやいていたのも、印象的でしたので、併せてご報告です。)
実は残念ながら、母は手術直後で、演奏を聴くことができませんでした。
お蔭様で術後は順調で、年内には退院でき、今はほとんど術前の体調まで回復しました。
今年、機会があれば、その母を連れて、演奏を聴くためだけに、藤田病院さんか、教会さんか、いずれかにお邪魔したい、できたらいいな、と思っています。
(新聞部の皆さん、できましたらブログで事前の告知、よろしくお願いします。
そういえば新聞部の皆さんも、休日返上で取材、年末までご活躍だったようですね。)
聖光学院の生徒さんとは、これまでほとんどご縁がありませんでしたが、本当に素晴らしい生徒さんが活躍なさっている学校なんですね。
認識を新たにしました。
ハンドベル部の皆さん、顧問の先生、本当にありがとうございました。
以上、「お問い合わせ」のメールでお邪魔して、失礼いたしました。
それでは、どうか部の皆さん、顧問の先生によろしくお伝えください。
以上です。本当にありがとうございました。