今回から随時、聖光学院の先生方を紹介する記事を書いていきたいと思います。
前回は校長先生にインタビューをしましたが、第2段は私たちの担任の先生でもある上野 覚先生です。
現在(平成20年度)上野先生は保健体育の教科を担当され、2F担任です。
上野先生はなんと聖光学院の卒業生で機械科だったそうで、私たちの先輩ということになります。国士舘大学を卒業し母校で教壇に立つことになったそうです。
趣味は旅行でできれば釣りもしたいそうです。
Q.大切にしているものは?
「人生・生徒・家族」
私も将来は大切なものが増えるといいです。
Q.先生が高校生だったころの聖光学院はどんな学校でしたか?
「自分自身はごく普通。あとは暗い。ほとんど話さない生徒だった。」とのこと。
意外ですね (・_・;)
話をお聞きしているうちに先生は負けん気があり、勝負にこだわる人と思いました。
Q.高校のころの思い出はありますか?
「高校2年から始めたハンドボールでインハイ優勝したこと。」
「そして大学では4期のうち3期、得点王になった。さらに一試合で最大で12~13点。
その頃は麦飯をドンブリ2~3杯食ってた。それでも運動量と釣り合わず痩せてた。
今と同じ身長で64㎏だったんだ。」
今も昔もバリバリのスポーツマンだったんですね。
校長室前に若かりしころの上野先生の写真があります。探してみてください!
そして次の言葉には人生観を感じさせるような深い発言です。
「周りの人のおかげで今の自分がいる。それには本当に感謝したい。」
なるほど。私も日々充実した時間を過ごしたいものてす。
Q.やはり先生の担任の先生もその一人ですか?
「高校3年の時、担任から大学に行け。と言われたことでハンドボールでも活躍できた。」
と真剣に語る上野先生の表情からは
充実した青春時代を過ごしてきた感じが伝わってきました。
Q.その頃の聖光学院はどんな学校でしたか?
また今の聖光学院の生徒は上野先生から見てどのように見えますか?
「今はそうじゃないわけというじゃないけれど、昔の生徒は素直で真面目、輝きがあっ
た…。ような感じがする。それにエネルギーや体力、思いやりや闘争心があった。
今の生徒は工夫があまりなく、与えられた環境の中でしか努力していない気がする。
昔は独創性があり、自分で考えて自分で色々なことを創っていた。」
「友情やなにかあついものが今は伝わらない。心の葛藤が表に出さない出さないというよ
り出せないんじゃないかな。」
昔の時代の人達が頑張ってきたからこそ今の時代があると思います。
なんだか少し寂しい気がしますね。
そして先輩として後輩に一言お願いします!!!
『出会いや命を大切に!』
だそうです。
いろんな出会いをし、一度きりの人生という限られた時間の中で精一杯生きて命を輝やかせていきたいですね。まさか大切にしているもので生徒という言葉がででくるとは思ってもみませんでした。上野先生の言葉はたんたんとしたものでしたが、そこから飾らない温かさや熱さが伝わってきました。
今回のインタビューをさせていただき、先生の人柄にふれて新たな発見ができて良かったです。次回もお楽しみに!