皆様、明けましておめでとうございます。
本校は本日が仕事始め、通常業務に戻りました。
本年も多くの方々にお力添えを頂きながら、教育活動に邁進する所存です。
皆様、今年もどうかよろしくお願い致します‼
3月11日午後2時46分、東日本大震災から4年がたちました。この震災で失われた尊い多数の命、心から哀悼の意を表します。
福島県は津波だけでなく、福島原発の爆発により多くの被害が出ました。目に見えない放射能汚染・・・未だに自宅に帰還出来ず、故郷を失った人が本当に多くいるのです。多くの被災者に心よりお見舞い申し上げます。
未曽有の大震災、我々はその記憶を忘れてはいけません。今一度あの日に立ち返り、命の大切さを再認識せねばなりません。そして、被災県の高校として希望の灯となれるよう、今後も聖光学院はその使命を果たすべく、前進していきます。
本日礼拝後に、前期学級役員任命式を行いました。
委員長・副委員長など、クラス毎に学級役員が呼名され、代表者として第一校舎が3年情報電子科の伊藤志帆さん(清水中出身)、第二校舎が遠藤和樹君(梁川中出身)がそれぞれ登壇し、渡邊憲一校長より任命書が授与されました。
任命された学級役員の皆さん、いろいろ大変なこともあるかと思いますが、ぜひともよろしくお願いします!!
今日は3月11日。そうです。あの未曾有の大震災から3年を迎えたのです。
3年前の14時46分、これまで経験したことのない揺れが私たちを襲いました。棚や机から物が落ち、校舎には亀裂が入り、停電、断水、ガソリンや食料の不足。ライフラインはすべて寸断されました。そして最後に原発事故と、全てを大きく変えてしまったあの日から、3年が経ったのです。
震災を風化させてはならない・・・。今我々は時間が経つにつれ、あの日、あの時の記憶が薄れていっているのではないか。数多くの尊い命が失われたこと。そして福島では原発事故で故郷をなくした人が数多くいること。そして震災の関連死が震災当時の死者の数と同じくらいになってしまっていること。
今日、我々はあの日を偲び、そして前を向く必要があるのではないでしょうか。
本校では登校日の今日、東日本大震災追悼礼拝を行いました。説教を行った佐々木栄悦宗教主任は、当時の事を振り返り、そして「共に新しい福島、新しい日本を作っていきましょう」と在校生に呼びかけました。
最後にこの場をお借りして、東日本大震災そしてその関連で亡くなられた方々に対し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
先日の土曜日に降った大雪。2週連続の大雪となり、今回は前回の積雪にさらに上積みされて、交通網などはもう大混乱!! 学校も2日連続で休校にせざるを得ない程の異常事態となってしまいました。学校から5分程度のところにある聖光学院寮では部活動の練習を取りやめて、地域の雪かき大作戦!! 最初は寮周辺からどんどんその範囲は広がって、雪かきを行いました。学校には地域の方々から感謝の電話が鳴り止まず、嬉しいニュースとなりました。
そんな中、学校に一通の感謝の手紙が届きました。それをご紹介いたします!!
拝啓
立春を過ぎてからの、記録的な大雪。春も当分は足踏み状態になりそうです。
さて、本日夕方、大変感激したことがあり、ペンをとった次第です。
夕方の買い物に出ようと、駐車場から車を出そうとしましたが、轍にタイヤをとられ、往生しておりました。そこに、スコップを持った若者二人が駆けつけてきてくれました。そして、二人は、早速私の車が道路に出られるようにと、車の後部の雪をかき始めました。頼んだわけでもないのに、道路の雪を、せっせと勢いよくかいてくれているのです。
見かけない若者だと思っていましたら、近所の方が、聖光学院野球部の寮生だと教えてくれました。(中略) 近所の方は、「野球部の寮生が、こうして、町内のあちこちの雪かきをしてくれているのですよ。」と教えてくれました。「さすがは地域の高校生だね。ありがたいことだよ。応援してるから、夏の大会も頑張ってね。」と声をかけました。彼らが返してくれた笑顔は、昨日からの雪との格闘の疲れを吹き飛ばしてくれるものでした。その後、ヨークベニマルに買い物に行った家族が、雪かきをしての帰りと思われる聖光学院生から「こんばんは。」と、明るくあいさつされたと話しておりました。
聖光学院野球部の皆さんが、東日本大震災後にも、いち早く地域のためにボランティア活動をされたときも、その爽やかな行為に心を打たれておりました。そしてまた、今回の、たくましい行動力に胸が熱くなりました。
遠く県外から伊達町に来ている生徒さんたちが、伊達町のために行動してくれている。こうした生徒を育てておられる、聖光学院の監督さん、先生方のご指導に心から敬意を表したいと思います。自分の住む地域に、こんなに爽やかな高校生がいること、彼らの学ぶ高校があることをとても誇りに思います。
彼らの、今後の活躍を心から願っています。先生方、野球部の皆さんによろしくお伝えください。
敬 具
2014年2月15日 地域住民の一人より
わざわざお手紙を頂いたこと、心より感謝致します。生徒も大変喜んでおります。ありがとうございました!!
2月18日(火)は昨日に引き続き、生徒の登下校中の安全面を考慮し、休校と致します。
なお、この措置の影響により、今週の日程を大幅に変更いたしますので、詳しくは聖光学院公式ホームページの「INFORMATION」をご覧頂き、ご確認下さい。
明日2月17日(月)は、昨日の大雪の影響により、生徒の登下校中の安全面を考慮し、休校と致します。生徒の皆さんは、試験前となりますので外出を控え、自宅にて試験勉強に取り組んでください。
皆様、あけましておめでとうございます!! 今年もよろしくお願い致します!!
さて、新年早々嬉しいメールが届きましたのでご紹介いたします!!
(以下、原文のまま)
聖光学院の南側にあるサクラの木。毎年4月中旬に開花し、「春」の知らせをしてくれた“名物”が、最期の花を咲かせました。(写真は満開時のもの。現在は散り始めています)
なぜ最期なのか・・・。実は本校、このGW明けから耐震補強工事を大々的に行うのです。その工事の関係上、どうしても伐採しなければならないんだとか・・・。別の場所に移すことも検討されたようですが、様々な事情により、残念な結果となってしまうようです。
毎年、このサクラの木の下でクラス写真を撮るのが本校の伝統だったのですが、それも今年が最期でした。非常に残念ですが、皆さん、どうかこの見事なサクラを見ておいて下さい!!
耐震補強工事はGW明けから年内いっぱいを予定。本校舎前の駐車場や正面玄関などが使用できなくなるなど影響は少なくありません。しかし、昨年の東日本大震災の後ですから、仕方ありません。今年1年は我慢ですね。来年にはNEW聖光学院の全景が明らかになります!! どうぞお楽しみに!!