今日からGWですね。本校は予定通りに始業しましたが、2週間に渡り臨時時間割でしたので、4月があっという間に過ぎた感があります。
このGW中は、「先生のひとりごと」ブログをお休みさせて頂きますので、ご了承ください。再開は5月6日(金)となります。宜しくお願い致します。
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今日からGWですね。本校は予定通りに始業しましたが、2週間に渡り臨時時間割でしたので、4月があっという間に過ぎた感があります。
このGW中は、「先生のひとりごと」ブログをお休みさせて頂きますので、ご了承ください。再開は5月6日(金)となります。宜しくお願い致します。
3月11日の大震災、津波、そして原発事故はひどいものでした。原発事故は現在進行形ですね。
被災者のために、日本全国から、さらには世界中から祈りと支援が送られていることは
すばらしいことです。大震災というマイナスのものを通して、世界がひとつになっているようで
人間は偉大だと思います。
でも、反対に、人間のみにくさも直視しなければなりませんでした。
たとえば、原発事故で福島から避難した人に放射能検査を義務付けた町があったり
公園で避難所暮らしをしていた子供がいじめられたというニュースを聞くと
人間はなんと自己中心的なのだろうと思います。
復興は、世界中からの支援に感謝しながら歩むばかりではなく
人間の自己中心的なところと戦って勝ち取るものなのだと思わされます。
勉強においても、部活においても、普段の生活においても
聖光学院の子供たちも、いつも感謝するばかりではなく
人間が克服しなければならない面と日々戦っています。
応援をよろしくお願いします。
投稿情報: 16:29 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
3月16日(水)夕刻、私の携帯に一本の電話が鳴りました。
一年前、消防士として小高分署配属になって任務に就いていた卒業生からでした。
「地震・津波・原発事故により避難勧告が出されたにも関わらず、被災者の救助、捜索に町の役場職員と消防署員だけで命がけで取組んでいます。しかし、町は既に廃墟と化し誰一人として残っていません。今は、放射能による被曝を覚悟で救助、捜索に当たっています。正直言って、憧れの消防士になれた喜びが半分と、このような事態になってしまって後悔が半分です。今、僕たちのほかにこの災難に立ち向かう人が見当たりません。とても、複雑な気持ちです。放射能の影響が恐ろしいですが、死を覚悟しての任務に休み無く当たっています。今日、4日ぶりに非番になって、原町分署で休息を取っていた中、先生のことが思い出されたので電話しました。」とのことでした。
何とも悲痛な叫びに、涙が止まりませんでした。
返す言葉も無く、ただひたすら彼の話を聞くのが精一杯でした。
「いろいろな苦しみ、悲しみ、心配は尽きないだろうが、生きてさえいれば何とかなる。どんな事態になっても、決して諦めるんじゃないぞ! この次、必ず笑顔で会う約束をしよう! 望みを捨てるなー!・・・。」もう言葉になりませんでした。
彼と電話で話した時間が「47分28秒」でした。 彼の無事を祈り、「絶対に死なない英雄であれ」という願いを込めるとともに、いつまでもこのことを忘れないでいるためにも表題の言葉に、このときの時間をもじりました。 彼との最後のやり取りは、「俺からこの電話を切ることは出来ない。」 「はい、わかりました。先生、お元気で!」でした。
・・・・「俺との約束を忘れるんじゃないぞ!!」N.E
私が顧問をしている弓道競技では、通常通り来月中旬に地区予選を行うことが決まりました。しかし、県北地区の大会でいつも使用させていただいていた高校の弓道場も震災の被害を受けてしまい使用できないことがわかりました。同じ規模の道場は県北地区にはなく、大会の競技内容変更による規模縮小を強いられる状況となりました。
しかし、そんなときに全く違う発想で打開策を提案してくださった先生がいました。その打開策は「体育館を使用できるか確認するから、了承を得られたら畳やベニヤ板などで安全を確保して体育館に射場をつくって大会を実施しよう」というものでした。近年、全国大会が屋内で実施される流れになっていますが、地区大会で体育館内に大規模な射場をつくってしまおうという発想は私にはありませんでした。
先日、その話が実現できるのか先生のところへ訪ねると配置図の案などがすでに準備されていて、それを説明する先生の口からは、試合を行う生徒の視点に立った考えが次々に出てきました。それを聞いていくなかで、この大会を実施できたら素晴らしい大会になることが確信できました。
震災の影響で規模縮小や開催が危ぶまれる競技もありますが、弓道競技は例年以上の大会を目指して動き出しています。「発想力と行動力、そして相手(生徒)の立場に立った思いやり」これは、まさに震災からの復興に不可欠なものです。それを、言葉と行動で示してくれた先生と出逢い、一緒に仕事ができることは本当に幸せなことです。
運動クラブに所属している生徒のみなさん、今まで積み重ねた努力を各競技の各学校の先生は無駄にはさせないはずです。競技内容の変更は出てくるでしょうが、運営する思いは例年以上かも知れません。自分の力、チームの力を十分に発揮して例年のように清々しい戦いをしてくれることを楽しみにしています。
「がんばろう 聖光!」
今日は公開授業・保護者会総会です。特に1年生の保護者の皆様は楽しみに? していらっしゃった方も多いのではないでしょうか。しかし、今日はあいにくの雨・雨・雨。しかも本降り。
こんな日は、「お足元に気を付けて…」とか「お足元が悪い中…」なんて言いますよね。確かに今日は足元が悪いです。でも福島県民は今、気をつけるべきは足元ではなく、空、雨そのものなんです。
福島原発の放射能流出問題で、様々な影響が出ている県内ですが、雨には当たらない方が良いらしいと言われているんですね。実際、どれだけの悪影響があるのか、明確な情報はないような気がしますが、専門家もあたらない方がいい、程度の事は言っています。
広島や長崎で原爆投下のあと、「放射能の雨が降った」なんていうことを色々な文献で読みましたが、まさか自分達がそんな中に生きることになるとは…?
でも、雨にあたることがどれだけ健康にリスクがあるんだろう?あたったらやばいの?それとも、とりあえず放射性物質が含んでいるから「念のため」あたらない方がいいの?実際は雨にあたっても、大して問題はないのでは…?
とにかく住民は分からないんですよね。だから不安なんですよ!! 政府の皆さん、文科省の皆さん、専門家のみなさん、ホントのところはどうなんでしょうか!?
…とまあ、愚痴ったところで仕方ありませんが、やっぱり、極力雨にはあたらないようにした方が得策ですね。
今日生徒は公開授業後帰宅です。雨がじゃんじゃん降っていますから、「空に気を付けて」下校して下さいね。(Yokoyama)
新入生が入学して2週間が過ぎました。1年生はだいぶ学校生活に慣れて来たようです。
入学当初の緊張した面持ちから、充実した表情へと変化しています。表情の変化だけでなく、行動面においても、大きな変化が見られます。第1校舎と第2校舎を移動している際、入学当初の1年生は頭を下げる程度のあいさつの生徒がほとんどでしたが、日数を重ねるごとにきちんとしたあいさつができる1年生が多くなりました。最近では、きちんと立ち止り、大きな声であいさつする生徒がほとんどで、2・3年生と同じような元気なあいさつです。
「ああ、伝統ってこうやって伝わって行くんだなー」と感じます。今後もこの伝統を絶やすことなく、続けてほしいと思います。(HK)
今日は、部活動登録がありました。新入生のみなさんはどの部活動へ入部するのでしょう。生徒は、中学校から新たな新天地で活躍を目指し目を輝かせ、大丈夫だろうかというドキドキした緊張感と、やってやるぞというワクワクした本気の闘士を胸に各部活動へ向かって行きました。聖光学院といえば、野球部をはじめ県内屈指の部活動の盛んな学校です。今はまだ学校生活でもピカピカの一年生、部活動でもピカピカの一年生です。まだ学校生活も慣れるので精一杯だと思いますが、始めが肝心です。何事も自分の勉強だと思い頑張ってほしいものです。将来の聖光を背負ってたつのは間違いなく君たちです。新たな目標を掲げ、己を信じ、己を鍛え成長させ、必ずや目標を達成するという信念をもって頑張って下さい。なせば成る。必ず信念を貫き、やりとおせば達成できる。
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